東京商工リサーチは9月18日、同社の企業データベースから、全国約375万社のうち、マンションやアパートなど集合住宅に住み、部屋番号や階数が判明した50万4200人の社長を対象に実施した住んでいる階数の調査結果を発表した。

全国で最も高い平均階数は、東京都の6.12階を抑え、大阪府が6.82階でトップとなった。第3位以降は、滋賀県、広島県、福岡県と続いている。一方、低階数だったのは、内陸の長野県(3.16階)、山梨県(3.18階)、栃木県(3.21階)など、タワーマンションが少ないエリアだった。

  • 都道府県別 平均階数ランキング 資料:東京商工リサーチ

市区郡別では、タワーマンションが建ち並ぶ勝どきや商業中心地の銀座、日本橋のある東京都中央区が13.37階でトップとなった。これに、大阪市福島区、大阪市港区が続いている。

  • 市区郡別 平均階数ランキング 資料:東京商工リサーチ

産業別では、金融・保険業が6.72階で最も高かった。特に、金融業は東京や大阪など都市部に会社が集中し、タワーマンションに住む社長が多かったという。これに、不動産業、卸売業が続いている