Microsoftは現地時間19日、OpenJDKのディストリビューションAdoptOpenJDKにコミットする英国の企業jClarityの買収を発表した。

jClarity公式サイト
OpenJDKの安定的な提供を目指すディストリビューションAdoptOpenJDKへコミットする同社は、アプリケーションの最適化やチューニングなど機械学習を用いたJava環境のパフォーマンス改善を行う英国はロンドンに本社を構える企業。Microsoftは、JavaのチャンピオンやJVM最適化の専門家から成り立つチームだと公式ブログで紹介している。
Azure HDInsightやMinecraftなどMicrosoft内における大規模なJava活用のプロジェクトがここ数年増加していることに加え、米Adobeや独Daimler AG、仏Societe Generaleなど大企業のAzure上でのLinux&Java環境の運用ケースを買収の背景に挙げている。