Microsoftは現地時間24日、Visual Studio CodeにおけるJava開発環境構築のための「Visual Studio Code Installer for Java」のさらなるアップデートを公式ブログで紹介した。

ブログを寄稿するMicrosoftのJava関連ツールのprogram managerであるXiaokai He氏は、開発者が生産性を高めるにはリファクタリングとコードアクションが必要だと、ここ数週間のアップデートで新たに実装された機能を紹介している。公開時のJDKなどJava環境のセッティング周りの機能から大きく進化した新機能には、メンバ変数のゲッターやセッターの一括生成、アクセッサやデリゲート、コンストラクタなどオブジェクト指向で多用される記述をコンテクストメニューベースの操作で追加するなどコーディングに寄与する機能が加わっている。

  • マウスベースの操作で必要なメソッドを生成していく様子(公式ブログより)

    マウスベースの操作で必要なメソッドを生成していく様子(公式ブログより)

  • コンストラクタ生成の様子(公式ブログより)

    コンストラクタ生成の様子(公式ブログより)

また、WindowsプラットフォームでのI/O周りの修正などによるパフォーマンスやデバッガの改善など多岐にわたる範囲の機能向上が図られている。