三井情報(MKI)は3月29日、企業や団体などのITインフラを構成するさまざまな機器が出力するシステムログから必要な情報を高速で検索し、情報セキュリティやコンプライアンスの維持・向上を支援するログ検索システム「Smart Log Eyes Type-U」の販売を開始した。

  • 「Smart Log Eyes Type-U」を使ったログ検索のイメージ

    「Smart Log Eyes Type-U」を使ったログ検索のイメージ

今回販売を開始した「Smart Log Eyes Type-U」は、MKIが以前よりネットワーク構築の際に提供していた同社開発のログ検索機能を製品化したもの。

GPUを用いた並列処理を採用し、検索機能のみのシステムとすることで、一般的なログ管理システムよりも導入費用を抑えつつ、高い検索速度を実現している。

システムログは機器毎に違うフォーマットで記録されるため、ITインフラでは出力されたログをそのまま収集・検索しても適切な結果を得られないが、同システムではログのタグ付け機能により、異なるフォーマットで出力されるログの横断検索も可能だということだ。