ESETは3月21日(米国時間)、「Most second-hand thumb drives contain data from past owners|WeLiveSecurity」において、英国ハートフォードシャー大学の研究者らによる調査結果を伝える「Two-thirds of secondhand USB drives still contain previous owners’ data: study - Comparitech」を引き合いに出し、ほとんどのケースで中古のUSBメモリから過去のデータが取得可能な状態になっていると注意を呼びかけた。

研究者らは米国で100本、英国で100本、合計200本の中古USBメモリを購入。そのうち20本は特に消去処理が行われておらず、何もせずにデータを読み取ることが可能だったと説明。残りのUSBメモリについては、一般的に入手可能なデータ回復ソフトウェアを使って復旧を試みたところ、135個のUSBメモリの復元が可能だったとしている。

復元した結果、44個のUSBメモリには以前の所有者を特定するのに十分な情報が含まれており、米国のUSBメモリには多くのビジネス文書が含まれていた一方、英国のUSBメモリにはより多くの個人情報が含まれていたという。復元されたデータには以下のようなものがあったことがわかっている。

  • 氏名、住所、連絡先が記載された賃金伝票および納税明細書
  • 自宅と勤務先の住所が記載された配備審査シートを含む兵士の写真
  • 中年の男性の裸画像と名前および連絡先
  • USBメモリから復元されたデータの種類 資料:University of Hertfordshire Get the data Created with Datawrapper

逆に、34個のUSBメモリは専用のソフトウェアで消去されていたほか、1個のUSBメモリは暗号化機能を使って使用されていたようだ。暗号化機能を使ってUSBメモリを使用しておくと、使用中のみならず使用後にもデータ漏洩を防ぐことができ安心感を与えるとしている。