クラウディアンは11月13日、オブジェクトストレージ「CLOUDIAN HYPERSTORE(以下、HYPERSTORE)」と、メモリーテックが発売するファイル管理システムの新製品「カレイダ アーク」との相互接続性を公式認定したと発表した。

カレイダ アークは、メディア資産を一元管理できるシステムで、今回、Amazon S3とMicrosoft Azureサービスとの連携、 S3互換のHYPERSTOREオブジェクトストレージとの連携、ファイルやメタデータ管理の利便性の向上、検索機能の高速化、権限設定が強化されている。

  • カレイダ アークのタイムラインメタ検索画面

今回、HYPERSTOREのカレイダ アークとの相互接続性が確認できたことから、両製品を連携して使うことで、運用を停止せずに、簡単にハードウェアを追加できるという。

また、カレイダ アークのメタデータやタグによる高速検索機能や、ファイルのプレビュー機能を使って、HYPERSTOREに保管したデータの検索や取り出しを行うことができる。

そのほか、複数データセンターへのデータ複製と分散保存によるデータ保護機能が標準装備されているため、メディア資産の複製テープを倉庫などに人手で運搬し保管するといった手間が不要になるという