ミロク情報サービス(以降、MJS)とPFUは、PFUが開発・販売するドキュメントスキャナーScan Snapを介したクラウドサービス「ScanSnap Cloud」と、MJSのBtoBクラウドプラットフォーム「bizsky」上で稼働のサービス連携基盤「MJS-Connect」との連携を開始した。

  • 連携概要(同社資料より)

    連携概要(同社資料より)

レシートや領収書に代表される証憑書類の管理は、煩雑な業務の代表格のひとつ。しかし、今回の連携では、「ScanSnap」を用いて一括スキャンを行うだけで電子化した証憑をクラウド環境に格納、会計事務所は会計データとして活用することができるなど煩雑な証憑書類処理が改善する。

顧問先企業はレシートや領収書などの大量の証憑書類を「ScanSnap」で読み込むだけ。クラウド環境「ScanSnap Cloud」を介して「MJS-Connect」へとアップロードされる。「MJS-Connect」では格納された電子証憑をOCR解析により、会計システムの自動仕訳処理に必要な会計データに変換される。会計事務所は、変換されたデータと証憑の画像データをスムーズに「ACELINK NX-Pro（エースリンクエヌエックスプロ）」へ取り込むことが可能となる。

顧問先企業は会計事務所への煩雑な証憑提出業務の効率化が図れるとともに、会計事務所は顧問先企業から委託される会計・仕訳入力業務をスマート化でき、双方における業務効率化を実現する。