情報システム開発などを手がけるスタイルズは5月15日、2020年末にメーカーサポート終了が発表されているFlex(Adobe Flash Playerで動作するシステムを開発するための開発基盤)を利用している企業向けWEB業務システムを、現在のWEB業務システム標準であるHTML5へ最大80%自動変換するコンバートツールの開発し、「Flex→HTML5自動変換サービス」として提供を開始すると発表した。

  • Flexの業務システムをHTML5に変換

「Flex→HTML5自動変換サービス」では、MXML・ActionScript・標準コンポーネントといった比較的共通性のある部分について、設計書不要で自動変換を行うことができる。また、自動変換が不可能な部分も手動によるコード修正、書き直し、テストを実施。実績のあるHTML5/Angularコンポーネントを活用することで、迅速かつ変換後そのまま動くWEBシステムに仕上げるという。

そのほか、既存システムをメンテナンスしてきたFlexエンジニアが変換後システムのメンテナンスを継続して行うことができるよう、技術研修も用意されている。