東京海上日動火災保険及び日本マイクロソフトは、働き方改革の推進において協業することに合意したと発表した。

東京海上日動は、自社にテレワークを導入した経験を生かして、日本マイクロソフトと連携して、働き方改革を目指す企業に対してのサポートを進め、第一弾として、モバイルPCにダウンロードした情報漏えいやモバイルPCに対する不正アクセスといったリスクをカバーする「テレワーク保険」を日本マイクロソフトと共同で開発し、2月1日から提供を開始する。

保険はWindows10が搭載されたモバイルPCにのみ付帯できる点が特徴で、テレワーク時のセキュリティリスクをWindows 10と保険によってカバーすることで、企業にとって安心、安全なテレワーク制度の導入をサポートする。

保険では、会社から貸与されるモバイルPCの利用時に発生する各種損害に対し、損害賠償金や原因調査費用等を補償。例えば、モバイルPCのウイルス感染時の調査費用や、PCを紛失し、情報漏えいした際の損害賠償金や各種対応費用を補償する。

テレワーク保険はWindows 10搭載PCに商品付帯する方式で販売。対象端末を購入すれば自動的に補償が付帯され、保険会社との契約手続きは不要。本保険が付帯されたモバイルPCは、順次PCメーカーやディストリビュータ等から展開される予定。

日本マイクロソフトは、本保険の開発において、Windows 10のセキュリティに関する情報提供、日本マイクロソフトのパートナーチャネルを通じて保険商品化の検証実施、デバイスパートナーへの連携支援を実施したという。