NECと三井住友銀行の共同出資により設立したブリースコーポレーションは9月7日、スマートフォンを活用したコンビニ収納サービス(名称:「PAYSLE(ペイスル)」)の提供を開始し、9月15日からミニストップが、9月中にセコマが取り扱いを開始すると発表した。
「PAYSLE」は、コンビニエンスストアなどで公共料金や通信販売の代金などの現金支払いの際に用いる紙の払込票に記載されたバーコードをスマートフォンの画面上に表示し、コンビニの店頭で決済を実現するもの。
従来、コンビニの店頭レジで支払いを行う際、請求事業者から郵送される払込票やコンビニ店内のキオスク端末で発行した払込票の提示が必要だったが、新サービスでは、利用者が事前にスマートフォンにインストールしたアプリケーションDe表示される電子バーコードを提示し、これをコンビニ店頭レジのスキャナで読み取ることで、現金支払いが可能となる。
ブリースコーポレーションは、「PAYSLE」を請求事業者へ直接提供するだけでなく、請求事業者の決済サービスを代行する決済代行会社を介しての提供も行う。現在、SMBCファイナンスサービス、電算システムでの取り扱いを予定している。
セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンにおいては、2018年中の取り扱い開始を目指し、検討中だという。