キヤノンマーケティングジャパンは11月10日、プロジェクタやWeb会議システムを組み合わせた空間共有ソリューションとして、用途別に「Type Wall」「Type Desk」「Type Window」という3つのセットモデルを発表した。

「Type Wall」は、1拠点あたり2台のプロジェクタ(WUX450ST×2)、2台のビデオ会議システム(Polycom Debut×2)とマイク/スピーカーなどを組み合わせたセットモデルで、壁2面を使って、より奥行きのある映像空間によるビデオ会議環境を提供するもの。用途としては、遠隔地授業、研修、多拠点でのビデオ会議などを想定する。価格は2拠点分で500万円(税別)~。

「Type Wall」

「Type Desk」は、短焦点プロジェクタ(LV-WX300USTi)、書画カメラ(AVerVision HD+)、WEB会議システム(IC3)、マイク/スピーカー、アクティブフィールド角形テーブルなどを組み合わせたセットモデルで、設計図面などの資料を机に大きく投写し、投写映像に直接書き込みながら2拠点間で会議をすることが可能。価格は2拠点分で100万円(税別)~。

「Type Desk」

「Type Window」は、オフィスの窓をショールームやデジタルサイネージとして利用しようというもので、プロジェクタ(WUX450ST)、電極付フィルムスクリーンなどをセットしたモデル。価格は200万円(税別)~。電源のON / OFFにより、投写面の透明・不透明を選択できるフィルムスクリーンにより、通常は窓ガラスとして利用している空間を、瞬時にスクリーンとして切り替えることができる。

「Type Window」