ヴォーカーズは10月25日、同社が運営する就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」に寄せられた12万人のクチコミから集計した「入社後のギャップ」を発表した。

今回、「Vorkers」に寄せられたクチコミのフリーコメントにスポットを当て、そこに多く使われているワードからどのようなことを入社後のギャップとして感じているかを集計した。

その結果、最も多かったのは「仕事内容や配属」に関するギャップで、7割以上の出現率となったという。「仕事内容は楽しく、やりがいもあり、やる気があればいくらでも自分も会社も成長できる余地はあり(営業/広告代理店、PR、SP、デザイン)」」や「入社前のイメージはおおむね間違いではなかったが、本社と支店、部署により勤怠・昇進・離職率などかなりの格差があり、特に新卒に限っては、どの部署に配属されるかで将来がきまるといっても過言ではないと思います(賃貸事業部 / 不動産関連、住宅)」といったクチコミが寄せられている。

次に多かったのは、約4割の出現率となった「組織の特徴や社風」に関するギャップだ。「独特の企業文化とルールがあるので、社内の雰囲気や組織について過去在籍した方や面接官に聞いておくべきだった。クリエイティブやフラットさのあるような、ネット企業のイメージとは乖離がある(営業 /インターネット)」や「社風、社員の雰囲気は合う人合わない人がはっきり分かれると思うので、OBOG に会うなど確認しておくとミスマッチを防ぐことができると思われる(資産管理部 / 銀行(都市・信託・政府系)、信金)」といったクチコミが寄せられている。

第3位以降の「入社後のギャップ」は、上から「将来設計やキャリア開発」「ワークライフバランスや勤務時間」「給与や待遇、福利厚生」「会社の展望や景気」となっている。

「良くも悪くも、入社後ギャップ」 資料:ヴォーカーズ