ソフトバンク・テクノロジー子会社のM-SOLUTIONSは1月14日、カフェを対象としたPepper動作設定サービス「Smart at robo for Pepper」の導入を発表した。

Smart at robo for Pepperは、Pepperアプリ開発SDK「Choregraphe」とサイボウズの開発プラットフォーム「kintone」を連携し、Pepperの会話や動作を簡単に設定できるサービス。

Pepperのアプリケーション開発の知識を持たない人でもWeb画面から手軽にアプリを開発でき、データ集計やグラフ化までワンストップで利用可能となる。同社によると、通常はPepperアプリで個別動作の作成や追加開発を外部委託した場合、数百万円の費用がかかるが、同サービスであれば月額3万8000円で動作設定が可能になるという。

太陽ハウジングが運営するカフェ「SUN'S CAFE」では2015年12月にSmart at robo for Pepperを導入。通常のアプリ開発期間よりも短い3週間で、カフェのスタッフがPepperアプリの設定を完了できたという。定期的なセリフ・動作変更が現場でできるため、更なる活用を進めていくとしている。

SUN'S CAFEに設置されたPepper