京セラは1月14日、米国のモバイルキャリア「AT&T」向けに、ファブレット「DuraForce XD」とフィーチャーフォン「DuraXE」を製品化したと発表した。

ファブレット「DuraForce XD」

フィーチャーフォン「DuraXE」

同社が大画面スマートフォンの"ファブレット"を手がけるのは初めてのことで、「DuraForce XD」は5.7インチのHD(1280×720) IPS液晶ディスプレイを採用している。専用トークボタンを活用したプッシュ・トゥ・トークサービス(AT&T提供サービス)に対応するほか、クアルコムの1.6GHzクアッドコアプロセッサや3,700mAhバッテリーを備えている。

また、ファブレットとフィーチャーフォンは共に、米国国防総省が定める耐久性能に関する規格「MIL-STD-810G」に対応。以前のモデルから対応しており、同じノウハウを活かした「TORQUE G01」が国内でも販売されている。耐久試験では、防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧耐久、塩水耐久の性能試験が行われている。また、大型プラントや化学工場など、可燃性のガスや上記が存在する場所でも利用できる防爆規格「Non-incendive, Class I, Division 2, Group A-D, T4」も独自に準拠している。

同社では、建設業や運輸業、化学工場などの法人需要、アウトドアシーンでの利用が多い個人への需要に応える製品としている。