クオリティソフトは7月31日、同社が提供するクラウド型マルチ・デバイス管理ツールである「ISM CloudOne」において、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが開発・提供するHDD暗号化ソフトウェア「Check Point Full Disk Encryption」によるHDD暗号化機能を搭載し、「ISM CloudOne Ver.5.1i」として提供開始した。

ISM ディスク暗号のイメージ

新機能である「ISM ディスク暗号」の利用によりHDD全体の暗号化が可能となるため、従来のセキュリティ維持・管理に加え、万が一の盗難・紛失時にもPC内のデータを守ることができる。

また、暗号化適用状況の確認やリカバリ・ファイルの一元管理が可能となり、暗号化未適用のクライアント発見やユーザーがパスワードを忘れた場合のリカバリを、専用サーバを用意しなくてもクラウドで実現できる。

なお同機能は、ISM CloudOneの契約者向けにオプション機能として提供する。

同機能は、OSなどのシステム領域やデスクトップまで含めたHDD全体の暗号化、処理速度を落とさずユーザーやPCに負担の掛からない暗号化技術、ネットワーク環境の有無を問わず多様な環境で導入可能といった特長を持つという。