Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2014年11月のモバイルOSのシェアが発表された。AndroidとWindows Phone、BlackBerry、Kindleがシェアを落とし、iOSとJava ME、Symbianがシェアを増やした。シェアが減ったとはいえAndroidのシェアは45.78%とほぼ半数を占め、これに44.61%のiOSが続いている。

AndroidとiOSのシェアの合計値は90%を超えており、スマートフォンやタブレットデバイス向けのオペレーティングシステムとしてこの2つが支配的なポジションにあることがわかる。

バージョン別に見ると、iPadがシェアを減らしiPhoneがシェアを増やしている。これはiPhone 6およびiPhone 6 Plusの販売開始の影響で、これまでiPadを使ってきたユーザーがiPhone 6やiPhone 6 Plusの利用へ流れたことに一因があると見られる。この傾向の要因としては、iPhone 6およびiPhone 6 PlusはiPhone 5sよりもスクリーンサイズが大きく、これまでiPadで行ってきた作業がこなせるようになったことが挙げられる。

AndroidではAndroid 4.4がシェアを増やし、Android 4.2およびAndroid 4.1がシェアを減らし、徐々に最新版への移行が進んでいることがわかる。ユーザーのアップグレードが比較的早いiOSと比較して、Androidはユーザーが利用するバージョンが分断する傾向が見られ、さまざまなバージョンが混在した状況になっている。

2014年11月モバイルOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2014年11月モバイルOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2014年11月モバイルOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2014年11月モバイルOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Android 45.78% 46.38%
2 iOS 44.61% 44.23%
3 Java ME 3.41% 3.05%
4 Symbian 2.78% 2.60%
5 Windows Phone 2.13% 2.38%
6 BlackBerry 1.17% 1.19%
7 Kindle 0.06% 0.08%
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 iPad 22.41% 22.67%
2 iPhone 21.99% 21.23%
3 Android 4.4 15.40% 14.42%
4 Android 4.2 8.24% 8.65%
5 Android 4.1 7.99% 8.45%
6 Android 5.20% 5.11%
7 Java ME 3.41% 0%