オラクルは11月20日、NTTドコモが、モバイル利用者のローミング対応のために「Oracle Communications Diameter Signaling Router」を導入したと発表した。同社がLTEローミングをサポートするようになったことで、加入者は海外旅行中も国内と同じ高度な機能を利用できるようになる。

また、NTTドコモは今回の導入で日本国外でのLTEローミング・サービスの提供と、サービスとトラフィックの需要の増加に合わせてLTEネットワークを段階的に拡張できるよう、ルーティングやトラフィックの管理、ロードバランシングの処理を一元化している。

なお、「Oracle Communications Diameter Signaling Router」を導入したNTTドコモは、ソフトウェアの導入を決定してからシステム稼働開始までのプロジェクト全体を6カ月間で完了した。