NTTアイティは、学校教育向けに販売している「サイバー先生2.2」をバージョンアップし、「サイバー先生2.3」として9月8日より販売を開始すると発表した。価格はオープン。

「サイバー先生」は、教師用パソコンと児童生徒用タブレットを無線LAN等で結び、教材コンテンツの一斉配信やタブレット画面の一覧表示、教師や児童生徒の手書き情報の配信・収集など双方向性を特長としたWebブラウザ型教育支援ツール。

画像描画メニュー(児童生徒タブレット画面)

今回、児童生徒用タブレットの描画プレートに既存の手書き機能に加え、円、直線などの簡単な図形が描画できる図形描画機能や写真等の画像データの表示する画像貼付機能(スタンプ機能)を装備。また、画像や図形と同様、手書き文字も拡大縮小機能を追加し、きめ細かい文字入力が可能となった。これらの機能により、写真等の画像データと手書き文章によるレポートなどの資料作成が可能となり、児童生徒の創造力を十分に発揮できる環境を実現した。

画像描画機能を使ったレポートのイメージ

これらの新機能により、夏休みの作品レポート、実験レポートなどの発表授業や、協働学習授業に活かすことにより児童生徒の発表力、創造力を大いに高めるものと期待している。