東京都現代美術館では、ビートたけしと現代美術家・ヤノベケンジのコラボレーションによる作品「《ANGER from the Bottom》」を公開している。会期は2月3日まで(月曜休館)、公開時間は10:00~18:00。会場は同館エントランスホール。観覧無料。

同作品は、ビートたけしと現代芸術家・ヤノベケンジ、京都造形芸術大学の学生(12名)が制作したもの。イソップ童話「金の斧」のパロディ要素が含まれており、欲にかられた「2番目の男」が湖に意図的に落とした斧が、神様の頭に刺さって殺してしまうというビートたけしのギャグが古井戸に置き換えられている。それをヤノベケンジの独特でユーモラスな造形と破格のスケールで表現した現代アートとなっているとのこと。

なお、同作品はこの展示が終了した後、瀬戸内海の島々で展開される芸術祭「瀬戸内国際芸術祭 2013」内にて、3月20日より小豆島での展示が行われる。