アシストは10月16日、同社のITサービスマネジメント分野に関するノウハウと取扱製品/支援サービスを体系化し提供しているITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI」に「IT運用自動化ソリューション」を新設するとを発表した。また、その構成製品である日立製作所の統合システム運用管理「JP1 Version 10」の販売を開始する。

「IT運用自動化ソリューション」概要図

アシストは、IT運用全体で繰り返されるオペレーション業務を効率的かつ標準化された手順にて自動化することで、安定した品質での運用改善を実現することが重要と考え、今回「IT運用自動化ソリューション」の提供を開始する。

本ソリューションでは、10月15日にリリースされた統合システム運用管理「JP1」の最新バージョン「V10」にて新たにラインナップされたIT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」をIT運用の自動化基盤として利用し、JP1各種製品の導入/セットアップおよび変更作業の自動化や、ユーザ・サービス等で煩雑となりやすい申請業務などIT運用オペレーションの自動化に効果的な各種テンプレートをアシストが独自に提供する。

「IT運用自動化ソリューション」適用ケース

これにより、顧客企業はIT運用の自動化対象や要件に応じ、アシストが提供する様々なテンプレートを利用して、IT運用の自動化を早期に、工数をかけることなく実現可能となるという。この各種テンプレートについては、今後もIT運用オペレーションの自動化の範囲や対象を拡大し、随時提供していく。