日本アイ・ビー・エムは8月30日、中小企業や企業の部門向けにネットワーク接続ストレージ(NAS)「IBM System x NAS」シリーズの販売の開始を発表した。

同シリーズは、IBMのx86サーバー「IBM System x」にハードディスクドライブと、NAS向けのオペレーティングシステムである「Windows Strage Server 2008 R2 Standard」が予め導入されており、購入後すぐにNASとして利用できる。また、Windowsサーバーとユーザーインタフェースが同様であるため、ストレージ専門の管理者がいない場合でも、サーバー管理者が容易に導入および運用管理できる。

同シリーズでは、タワー型 2モデル、ラック型 3モデルの計5モデルのラインアップが準備され、タワー型モデル価格は40万円から(税別、ストレージ容量　4テラバイト)。

「IBM Sytem x」シリーズと同様、24時間365日の保守サービスが提供され、障害発生の際には、障害情報がIBMコールセンターに自動的に通知、技術員から連絡がある無償サービス「IBM eSAサービス」(サービスを受けるためのセットアップ作業は別途有償)にも対応。