アドビは22日より、Adobe Labsにおいて、「Adobe Camera Raw 5.4」プラグイン製品候補版(RC版)のダウンロード提供を無償で行うと発表した。

Camera Raw機能では、プロフェッショナル向けからハイアマチュア向けの主要なデジタルカメラ機種を対象として、RAW画像フォーマットへのアクセスを効率的に行うことができ、ユーザーはオリジナルのRAWファイルを保持しつつ、多様な処理が行える。

今回提供されるRC版の無償ダウンロードは、最新プラグインの正式な製品化を前に、ユーザーのコミュニティでの検証を経て、さらなる改善を見込んで行われるとのこと。Photoshop CS4/CS4 Extended、Photoshop Elements 7、Premiere Elements 7、Photoshop Elements 6 for MacintoshのユーザーはAdobe Labsよりダウンロードにて利用することができる。また、今回のRC版では、新たに8社26機種のデジタルカメラのRAWデータに対応。機種一覧は下記の一覧表を参照。

なお、RC版へのサポートは行われず、製品版のリリース日程は未定。RC版へのフィードバックはアドビフォーラムから投稿できる。

新たに対応する機種一覧

キヤノン EOS 500D (EOS kiss X3/EOS Rebel T1i)
エプソン R-D1x
ハッセルブラッド CF-22、CF-22MS、CF-39、CF-39MS、CFH-22、
CFH-39、CFV、503CWD、H2D-22、H2D-39、H3D-22、
H3D-31、H3D-39、H3DII-22、H3DII-31、
H3DII-39、H3DII-39MS、H3DII-50
コダック EasyShare Z980
ニコン D5000
オリンパス E-450(海外発売モデル)、E-620
パナソニック DMC-GH1
シグマ DP2