経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 安田篤氏

19日に開催されたSaaS/ASP事業者のサービス連携を推進する中核団体「SOABEX」主催の討論会において、経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 安田篤氏は、「経済産業省の『中小企業向けSaaS基盤プロジェクト』」と題して講演を行った。

まず安田氏は日本のIT投資動向について、大企業は伸びているが中小企業では横ばいである状況を説明。

また同氏は、IT活用を4つのステージに分類。4つのステージとは、情報システムの導入という第1段階、部門内で活用する第2段階、部門を超えて企業内で活用する第3段階、そして取引先や顧客等を含めて活用する第4段階だ。

安田氏によれば日本のITは第2段階であり、米国や韓国に比べ遅れているという。その理由として同氏は、経営戦略と一体となった効果的なIT活用の具体的立案が難しいという戦略的要因、導入費用や運用費用などのコスト的要因、経営者や従業員のIT活用力が低いという人的要因、セキュリティに充分対応できていないという外的要因の4つを挙げた。

IT活用の4つのステージ。日本は第2段階