BI(ビジネスインテリジェンス)ベンダの仏Business Objectsは23日、財務管理ソフトウェアなどのEPM(エンタープライズパフォーマンスマネジメント)製品を提供する非公開企業 仏Cartesisを買収する計画を発表した。買収金額は約2億2,500万ユーロで、取引は現金により行う。

Cartesisは財務報告書の作成/統合、プランニング、予算、事業予測などの業績管理ソフトウェアを提供するベンダで、主力製品は「Cartesis 10」。最近、新たにリスク管理/ガバナンス/法規制遵守ソリューションを追加している。世界に1,300社以上の顧客を持つという。

Business ObjectsはCartesisを買収することで、自社のBI技術をベースとしたパフォーマンス管理プラットフォームを強化する。とくに、財務報告書に関する米国および国際標準のサポート、リスク管理/ガバナンス/法規制遵守などの機能が加わるという。これにより、包括的かつ強力なパフォーマンス管理プラットフォームを提供できるとしている。

EPM分野は、米Oracleなどが積極的に進出を図っている分野。BI専業ベンダであるBusiness Objectsは、データ統合やメタデータ管理ポートフォリオを持つことを強調、「CFOだけではなく、CIOも利用できるプラットフォーム」と差別化を打ち出している。

買収は規制当局の承認を得た後に行われ、約3カ月後に完了を見込む。