出典:https://www.netdenjd.com/articles/-/258966
国土交通省より、令和6年10月から自動車の電子的な検査、通称OBD検査が導入されることが発表されました。
そこで質問ですが、このOBD検査が一体どんなものかご存知でしょうか?
これは近年の自動車技術の発展に合わせて設けられた検査で、今後定着していくものになります。そこで本記事ではOBD検査とは一体どんなものなのか、対象となるのはどんな車なのかという部分を解説していきたいと思います!
OBD検査をわかりやすく解説
OBD検査とはズバリ、OBD(On Board Diagnostics/車載式故障診断装置)を使い電子的に故障診断を行う検査です。
スキャンツールを使い車両に故障コードが出ていないかを調べます。その結果を自動車技術総合機構のサーバーへ送信すると合否の結果が届く、というものになります。
この検査では運転支援装置や排気ガス装置の異常を見つけることが出来、安全な状態なのか、修理などが必要な状態なのかを確認することが出来ます。
ここで検知された故障コードのことを「特定DTC」といい、この検査では「特定DTC」が一つでも見つかれば不合格ということになります。
メリットとしては、警告ランプで見つけ出せない不具合箇所を検知できる点です。
現状電子制御システム等が正しく動作しているかは警告ランプでしか知り得ませんでしたが、OBD検査の導入より、より正確に故障箇所や不具合、誤動作などを検知出来るとされています。
国産車のOBD検査は2024年10月から
先述したとおりこのOBD検査は2024年10月から導入されますが、これは国産車の場合になります。
では輸入車の場合はというと少し違ってきます。
それぞれのOBD検査の導入日は以下の通りです。
国産車:2024年10月1日〜
輸入車:2025年10月1日〜
また希望される方にはプレテストが2021年10月から実施されています。
OBD検査の対象は?
2022年3月現在、対象となるのは運輸支局に持ち込まれる車検車両となっています。
ディーラー車検や各整備工場などでは行うことが出来ません。
また、新型車であることも条件に含まれており、2021年以前に販売された車は電子制御システムのある車でも対象外となります。
OBD検査の対象装置
次に対象装置について解説します。現在では、対象車両の中でも以下の対象装置のみの検査になっています。
排出ガス等発散防止装置
道路運送車両の保安基準が定める装置
運転支援技術
- アンチロックブレーキシステム(ABS)
- 横滑り防止装置(ESC/EVSC)
- 自動ブレーキ(AEB/AEBS)
- ブレーキアシストシステム(BAS)
- 車両接近通報装置
自動運転技術
UN/ACSFで審議し、UN規則が成立している自動運転技術
- Category A、B1、C
- 緊急操舵技術(ESF)
上記に当てはまらないものは規定されるまでは対象外となります。
OBD検査に関するQ&A
費用は?
A:OBD検査にかかる費用は1台につき400円です。
どんな手順で検査が行われるの?
A:まずは検査するためのアプリのセットアップが行われます。準備が完了してからの手順は以下の通りになります。
- 起動
- ECU情報の照会
- DTC情報の読み込み
- 特定DTCの検知
- 結果表示
合否の基準は?
A:特定DTCが一つでも検出されてしまうと不合格となります。
OBD検査はやらなくても良いの?
A:対象車は1年ごとのOBD点検の実施が義務化されています。ただし、大型特殊自動車、被牽引自動車、二輪自動車は対象外です。
結論
OBD検査とは電子的に故障箇所、不具合箇所、誤動作などをスキャンし、自動車技術総合機構のサーバーを経由して合否がわかる検査のことです。
これにより、これまで判別しにくく不安視されていた電子制御システム等の不具合をより正確に見つけられるようになります。
2021年10月からプレテストが始まっており、国産車は2024年10月、輸入車は2025年10月から本格的に導入されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、「OBD検査」について解説させていただきました。
車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います!
そして実際に車検を受ける際は自分にあった最適な業者選びが最も大切です!
「楽天Car車検」や「EPARK車検」等を活用し、予算、希望にあったピッタリの車検業者を見つけることをお勧めします!
本当に!?車検をやめて「車を高く売る」ほうが得なの?
はい、正解のこともあります!車検前は、車を高く売る最後のチャンスです。車検費用が高額なら、この機会に車を高く売ることを検討してはどうでしょうか?車検が近い時期は、車を高く売って新車買い替えの軍資金を手にするチャンスです!当然ながら、【車検が切れる前の時期が買取価格は最大になります!】
愛車を少しでも高く売りたいなら、業界大手の【MOTA車買取】がおすすめです!査定費用は無料で、最高買取金額がすぐにチェックできます。入力はたったの30秒!いますぐ愛車の最高査定相場を無料で確認しましょう。
※もちろん、無料一括査定をしても車を必ず売却する義務はありませんのでご安心ください。
※しつこい営業電話なし!交渉は高額査定店だけ!
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”一括車買取査定【MOTA車買取】 ”2度目に選ばれる”一括車買取査定 MOTA車買取はこちら 【徹底比較】車検業者おすすめベスト10!料金相場や費用を抑えるコツも解説!