- 基本情報技術者を通信講座で取得したい
- どこの通信講座がおすすめなのか判断するのが難しい
- できるだけ安く受講したいけど値段で選んで大丈夫?
基本情報技術者は情報技術全般の知識を証明する国家資格です。
基本情報技術者試験に合格するには、プログラミングはもちろん経営戦略や統計学など、情報処理にまつわる幅広い知識が必要なうえ、資格の性質上、紙ではなくオンライン上での作業に慣れる必要があります。
各通信講座では教材や料金、学習環境が大きく異なるため、それぞれの違いを踏まえて、あなたに合った通信講座を選びましょう。
この記事では、基本情報技術者試験合格におすすめの通信講座6選と失敗しない選び方をご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、あなたに合った基本情報技術者通信講座が選べるようになるでしょう。
試験の概要についても記事の後半で紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
費用をおさえて学習をしたい場合は、スタディングの講座がおすすめです。
通信講座 | 料金 |
スタディング |
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資格の大原 |
※入学金/6,000円 |
TAC |
※別途入会金10,000円 |
おすすめの基本情報技術者通信講座ランキング
おすすめの基本情報技術者通信講座は下記の6つです。
通信講座 | 料金 | 科目A免除の有無 | 特徴 |
スタディング |
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なし | 隙間時間の活用 |
資格の大原 |
※入学金/6,000円 |
あり | 全国37校で 科目A免除試験受験可能 |
TAC |
※別途入会金10,000円 |
なし | 豊富なコース |
ITEC |
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あり | IT資格に特化 |
BIZ Learn |
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あり | 担任チュータ制度 |
独習ゼミ |
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あり | 豊富なe-ラーニング |
当サイトのおすすめはコスパのいいスタディングの講座です。
スタディングの通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【科目A試験対策】
【科目B試験対策】
【直前対策】
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教材/テキスト | 【科目A試験対策】
【科目B試験対策】
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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スタディングの基本情報技術者講座の特徴は、隙間時間学習に特化している点です。
よく出題されるポイントに厳選された教材は、短期間で合格に必要な知識を得られるように構成されています。
カリキュラム
スタディングの基本情報技術者講座は、ITパスポート合格相当の知識レベルを前提とした講座です。
試験出題範囲の重要ポイントに絞った動画や教材で、効率的に合格点を目指せるカリキュラムが組まれています。
特に法規・経営学・企業会計は独学では難しいため、要点に絞った動画講義で早期の知識定着を促し、アウトプットの練習に集中できるのはうれしいポイントです。
過去問や直前対策模試も用意されており、スムーズに試験モードに切り替えられるよう工夫されています。
テキスト・教材
テキストや教材は全てデジタル化されており、紙での配布がありません。
そのため、インプットは紙面上の方が得意な方には少し厳しい講座です。
基本講座の動画は、標準版・1.5倍速版・2倍速版と再生速度が選べる仕様で、忙しい方や、事前知識がある方でもストレスなく学習を進められます。
問題集もすべてオンラインでの提供となっており、試験本番を意識しながら、隙間時間でアウトプットの練習が可能です。
直前対策模試は間違えた部分を何度でも復習できる仕様で、納得できるまで繰り返しトライできます。
サポート体制
基本的にe-ラーニング上でのサポートとなり、学習計画や成績管理、同じ資格取得を目指す仲間と繋がれる機能など、勉強を続けるモチベーション維持に役立つツールがそろっています。
学習内容について質問できる学習Q&Aサービスが用意されています。
また、ITパスポート未取得者向けの講座もあります。
自分のレベルに合わせた講座を選ぶようにしましょう。
メリット |
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デメリット |
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資格の大原の通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
※入学金/6,000円 |
カリキュラム | 【科目A試験対策】
【科目B試験対策+Web模試】
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教材/テキスト | 【科目A試験対策/修了試験対策】
【科目B試験対策】
【直前対策】
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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資格の大原は、資格予備校ならではのサポートのきめ細かさが特徴です。
今回ご紹介する「基本情報技術者 合格コース(科目A免除制度対象)」のほかにも、学習経験者用に半額以下のコースも用意されています。
また、普通の通学や映像授業視聴タイプの通学形式もあり、自分に合った学習形態を選べます。
カリキュラム
資格の大原の講座は、アウトプットトレーニングに重点を置いたカリキュラムです。
項目ごとに説明→例題→演習→ミニテストを行い、知識の定着を図ります。
また、科目B試験対策では、出題項目の特徴に応じてそれぞれのカリキュラムが用意されており、きめ細かな学習が可能です。
テキスト・教材
資格の大原のテキストは図表を使った解説や、重要ポイントの明記など、効率的にインプットできるような工夫が満載です。
講義内で板書される内容はあらかじめテキストに載っているため、講義の内容に集中できるのは、嬉しいポイントです。
演習問題は、試験での出題頻度が高いものを抽出しているため、日々の演習が直接試験対策につながります。
講義動画は録画だけでなく、zoomを活用したライブ視聴も可能で、通学で学ぶ臨場感を味わいながら学習可能です。
サポート体制
通学制もある資格の大原ならではのサポート体制が充実しています。
講師にマンツーマンで質問ができるweb会議システムや、集中して学習できる自習室の解放など、通信教育でありながら、通学制のようなサポートを受けられます。
メリット |
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デメリット |
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TACの通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
※別途入会金10,000円 |
カリキュラム | 【全39回】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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TACの基本情報技術者講座は、試験で重要となるテクノロジー・マネジメント・ストラテジーの3つの軸をまんべんなく学習できます。
また、今回ご紹介している初学者から学べる「基本情報技術者 本科生プラス」以外にも科目A試験に特化したコースや短期集中型のコースなど、状況に応じた豊富なコース展開も魅力の1つです。
カリキュラム
TACの「基本情報技術者 本科生プラス」では、まず入門講義で基本情報技術者に必要となる基礎知識を取得します。
講義ごとに「出るとこマスター」という試験に必須な部分を抜粋した確認テストができるため、一つ一つ頭の中を整理しながら学習が進められる仕様です。
入門講座以降も、各項目の講義→演習を繰り返すことで知識の定着を促します。
10月から4月にかけて学ぶカリキュラムになっているため、ゆっくりと腰を据えて勉強に取り組みたい方におすすめです。
テキスト・教材
テキストはTACオリジナル教材で、長年の合格ノウハウが詰まった構成です。
追加で補助教材を購入する必要がないほど、内容が充実しています。
紙のテキストで学びたい方におすすめです。
web通信講座の場合、講義の動画はPCやスマホ・タブレットを通して、外出先からでも確認できます。
0.8倍速~2倍速再生にも対応しているため、何度も確認したい時や、知っている知識を復習として確認したい場合にも役立ちます。
また、動画はしおり機能に対応しており、何度も聞きたい箇所をマーキング可能です。
サポート体制
通学制の講義もあるTACだからこそ、充実したサポートが魅力です。
たとえば、「基本情報技術者 本科生プラス」では5回まで校舎での講義を受けられます。
通信講座だけでは、なかなかモチベーションを保てない、少し落ち込んだときに刺激をうけたい、という方にも嬉しいサポートです。
また、校舎の自習室はコースにかかわらず利用可能で、試験前や休日など集中して勉強したい際の環境も整っています。
メリット |
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デメリット |
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ITECの通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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ITECは30年以上、IT関連の資格通信講座に特化した講座を開講しています。
そのため、IT教育についてのノウハウが非常に多く、初心者から上級者まで安心して取り組める通信講座です。
今回ご紹介する「2024年上期 基本情報技術者プレミアムコース」以外にも、科目A対策のみ、科目B対策のみなど、要望に合わせたコース選択ができます。
カリキュラム
修了試験に合格することで、科目A試験の免除を受けられるカリキュラムです。
ITECでは自分の弱みを明確にした上で学習を始めます。
基本的にテキストで情報をインプットし、web上の講義動画で知識を補強、e-ラーニングで確認テストを行って知識の定着を図るカリキュラムです。
主にはテキストを使って自分で学習を進めていきますが、動画や質疑応答によるサポートがあり、内容を理解できないときでも安心です。
テキスト・教材
ITECは数多くのIT資格対策教材を出版しています。
ノウハウが詰まったテキストは内容も充実しており、全体的に良い口コミが多く好評です。
また、テキストだけでは躓いてしまう内容は、Web上の動画講義で解説しており、途中で挫けることのないような工夫がされています。
e-ラーニング上では、確認テストや動画の視聴だけでなく、各試験のポイントをまとめた資料も確認でき、隙間時間を活用して復習可能です。
サポート体制
ITECでは、プロの講師陣が質疑応答に対応しています。
テキストや動画だけでは、どうしても理解しきれない内容については、プロの講師に直接質問可能です。
また、ITECの教材は非常に人気が高いため、受講前に買ったテキストが、今回の講座に含まれている、という場合も想定できます。
ITECでは、既に持っている教材について相談すると、重複教材について80%の割引を受けられます。
受講前に一度、自分の持っているテキストを確認してみましょう。
メリット |
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デメリット |
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BIZ Learn通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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BIZ Learnは社会人になっても学び続けられる環境をe-ラーニングとして提供しており、全ての講座をe-ラーニングで受講可能なため、日々の学習が試験本番に備えた時間に直結する仕様です。
さらに、科目A試験免除に対応しており、試験本番は余裕をもって試験に臨めます。
カリキュラム
BIZLearnでは、最初に「合格ナビゲーション」で、学習のペース配分やポイントを確認し、合格までのスケジュールを立てます。
まず実力確認テストを行い、弱み・強みを理解した上で学習を進められるため、効率的に学習可能です。
また、科目A免除試験は、最大2回まで受験可能なプランとなっており、一発合格できるか不安な方でも安心して挑戦できます。
PCで受験できる模擬テストは何回でも受験可能で、毎回内容も変わるため、試験本番の時間配分や解き方の工夫などのコツをつかめるのはうれしいポイントです。
講義や演習だけでなく、本番さながらの試験練習も可能なカリキュラムです。
テキスト・教材
テキストや講義動画は、一部の資料を除いてすべてe-ラーニング上で完結しています。
PCで本番の試験を行うため、普段から画面上での学習に慣れるのは非常に重要です。
22本の丁寧な講義動画は、YouTube上で一部無料公開されています。
内容が気になった方は覗いてみましょう。
サポート体制
BIZLearnでは担任チューター制度を導入しており、一人一人に合わせた学習サポートを受けられます。
担任チュータは、営業日1日以内に学習に関する質問に答えてくれるため、すぐに疑問を解決できます。
記述問題の採点も担任チュータが担当するため、どういうポイントが惜しかったか、減点につながったかなど、普段では聞けない内容も質問が可能です。
メリット |
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デメリット |
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独習ゼミ通信講座特徴・評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【科目A試験対策】
【科目B試験対策】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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科目A免除 |
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サポート体制 |
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独習ゼミは情報処理の書籍を多く出版している企業のグループ会社であるSEプラスが運営しています。
わかりやすい書籍とe-ラーニングを合わせて学習していきます。
また、科目A試験免除修了試験も2回のチャンスが用意されており、安心して受講可能です。
カリキュラム
独習ゼミでは選び抜かれたインプット用の書籍と、講義動画を合わせて学習を進めていきます。
アプリを利用した練習問題で、自分の苦手分野をチェックしながら少しずつステップアップできるカリキュラムです。
また、受講者限定の科目B試験対策講座も用意されており、科目B試験の学習も手厚くサポートされています。
テキスト・教材
数多くの情報処理関連書籍の出版実績がある翔泳社の書籍を利用します。
e-ラーニング上には、テキストに合わせた講義動画や確認問題が掲載されているため、本だけの学習にはなりません。
収録問題数は800問以上と豊富で、科目A免除試験によく出る問題を集めたフリーテストなどもあり、実践を繰り返しながら知識を定着させます。
計算や暗記などタイプ別の問題も用意されているため、隙間時間を活用した学習も可能です。
サポート体制
質疑応答などのサポートはないため、身近に質問できる方がいると安心です。
初めて学ぶ方は、サポート付きの他社講座もよく確認し、検討しましょう。
メリット |
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デメリット |
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失敗しない基本情報技術者の通信講座の選び方
失敗しない基本情報技術者の通信講座の選び方を3つご紹介します。
数多くの通信講座の中から自分に合った講座を探すのは、労力が必要です。
そこで、以下3点を参考に、自分の軸となる通信講座選びの優先度を考えましょう。
- 試験日程までの学習スケジュールを逆算する
- サポート体制を確認する
- 生活スタイルに合わせる
自分に合わない通信講座を選んでしまうと、スムーズに勉強を進められなくなるため、自分の軸に沿った通信講座選びが重要です。
試験日程までの学習スケジュールを逆算する
基本情報技術者の試験は例年春期と秋期に2回実施されます。
キャリアアップや就職のために資格取得の期限が決まっている方は、あらかじめ学習スケジュールを逆算し、各講座の学習期間を軸に選びましょう。
基本情報技術者試験の実施元であるIPAが認定する通信教育の基準として、67時間以上の教育実績が求められます。
自己学習も含めて約100時間の学習量が必要と仮定し、1日1時間学習時間に割いた場合、約3ヶ月の学習期間が必要です。
IT予備知識の有無によって前後しますが、最低でも3ヶ月は余裕をもってスケジュールを立てましょう。
短期集中型講座やじっくり時間をかける講座、どちらにも対応している講座などさまざまあります。
試験までの日程が短い場合は、各通信講座に問い合わせて、自分のスケジュールで学習可能かしっかり確認しましょう。
問い合わせの際、いつの試験を受けたいか、1日あたり学習に割ける時間はどれくらいか、という2点を確認してから問い合わせるとスムーズです。
サポート体制を確認する
自分に合ったサポート体制の講座を選ぶことも重要です。
職場や友人など身近に質問できる相手がいる場合は問題ありませんが、一人で勉強する際、疑問がすぐに解決できるか否かはモチベーションに直結します。
特に初めてIT系の資格に触れる方は、サポートの充実度の優先度を高めに設定しましょう。
また、通学制も併設された通信講座の場合、比較的値段が高めの傾向がありますが、実際の講義に参加やライブ視聴が可能だったり、自習室を利用できたりします。
自分で学習環境を作りづらい・確保しづらいという方は、学習環境を軸に据えてみましょう。
生活スタイルに合わせる
通信講座を選ぶ際、生活スタイルに合った講座選びを心掛けましょう。
各通信講座の学習スタイルに生活を合わせていると、ストレスがたまり、学習の途中で挫折しやすくなってしまいます。
生活スタイルに合った講座かどうか、講座選びの優先順位が低かったとしても、一度検討することが大切です。
毎日残業がある方や、休日は育児で学習時間を確保できない方は、隙間時間学習が可能な講座を選ぶと良いでしょう。
逆に、毎日ある程度まとまった学習時間を確保できる方は、動画の講義内容が充実した講座や段階的に学べる講座を選ぶと無駄がありません。
おすすめの情報技術者の安い通信講座とキャンペーン
おすすめの情報技術者安い通信講座とキャンペーンを紹介します。
通信講座 | 料金 | 科目A免除 | キャンペーン |
スタディング | 36,800円 | なし | 合格お祝い制度 |
軒並み40,000円前後の講座となりましたが、価格・教材・学びやすさという点で、スタディングをおすすめします。
全てデジタル教材のため隙間時間の活用に特化しており、仕事が忙しい方でも始めやすい仕様です。
もちろん価格が低いからと言って、講義の質が低い訳ではありません。
全てweb上で完結させ、教材の印刷費用やサポート体制、校舎などのコストを大幅カットし、低価格高品質を実現しています。
学習範囲の全体量が可視化されているので、学習速度を全体の進捗率から調整し、受験までのロードマップを組み立てました。
引用元:https://studying.jp/kihonjoho/monitors/5852/インプットを繰り返すよりアウトプットを重点的にすると早く覚えることができる。
引用元:https://studying.jp/kihonjoho/monitors/5836/
公式サイトには上記のように、学習プランについての口コミが多く掲載されています。
学習の進捗を確認しながら、アウトプット重視で学習を進めたい方は、ぜひ一度確認してみましょう。
基本情報技術者の試験内容や合格率と受験資格
基本情報技術者の試験内容や合格率など、基本的な事項を見ていきましょう。
試験日 |
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合格ライン |
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合格率 |
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試験内容 |
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試験受付期間 |
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※合格率は令和5年試験の結果
基本情報技術者試験は、科目Aと科目Bの二部形式で行われます。
科目A試験は基準を満たした通信講座を修了することで免除を受けることも可能です。
2021年度より導入されたCBT方式によって、科目A試験・科目B試験を同日に受験する必要があります。
CBT方式の詳細はこのあと解説します。
また当サイトでは、基本情報技術者試験の試験概要について別の記事で詳しく解説しているので、こちらも併せてご覧ください。
→基本情報技術者試験の合格には過去問が必須!試験概要と併せてご紹介の記事はこちら
CBT方式(会場受験)
2021年より受験方式がCBT方式となりました。
CBT方式とは「Computer Based Testing」の略称で、ペーパー試験ではなく、PC上で行う試験方式です。
指定された会場のPCで時間内に問題を解きます。
大学の授業や就職活動の一環で、同じような形式でSPI試験を受験した経験がある方も多いのではないでしょうか。
CBT方式では、紙をめくる騒音やペンの音を気にせず済むことに加え、科目Aと科目Bの試験を別々に受けられるという利点がある一方、問題が見づらかったり、目が疲れたりといった懸念点があります。
普段仕事でPC画面をあまり見ない方は、紙の学習が好きでも日々の学習から、画面上で勉強した方が、スムーズに試験に入れます。
CBT方式の試験であることを意識して学習を進めましょう。
科目A試験免除
基本情報技術者試験は、試験の実施元であるIPAが認めた講座を修了することで、科目A試験の免除を受けられます。
あらかじめ科目A試験の免除を受けることで、その後の学習は科目B試験のみに集中できるのが魅力です。
また、科目B試験は合格基準を満たしていたにもかかわらず、科目A試験が合格基準に満たなかった、ということが起きません。
できるだけ効率的に学習を進めたい方は、科目A試験免除を受けられる講座も検討してみましょう。
申し込み方法
基本情報技術者の試験に申し込むには、受付期間中に入金後、プロメトリック株式会社のページにアクセスし、予約を取る必要があります。
その際、受ける時間帯にかかわらず、必ず科目A試験→科目B試験の順番で申し込みましょう。
CBT方式を導入する前の名残で、試験名が科目A・科目B試験となっていますが、それぞれ時間の指定はないため、受験の順番さえ守れば、日が分かれてしまっても問題ありません。
また、申込可能な試験日は申込日を1日目として60日目の試験日までです。
申し込んだタイミングと試験日程については注意しましょう。
基本情報技術者と似ている・関連する資格
基本情報技術者と似ている資格として、次の5つの資格を紹介します。
それぞれ受験資格と合格率を比べてみましょう。
資格 | 受験資格 | 合格率 |
ITパスポート | 制限なし | 51.6% (2022年度) |
情報処理技術者 | 制限なし | 49.9% (2022年5月実施) |
応用情報技術者 | 制限なし | 24.3% (2022年春期) |
データベーススペシャリスト | 制限なし | 15.8% (2022年度) |
プロジェクトマネージャ | 制限なし | 14.1% (2022年秋期) |
ITパスポートは、ITについて幅広い知識を証明する民間資格です。
技術職以外でIT企業への就職を考えている方は、取得をおすすめします。
またITパスポートの資格取得にあたって、当サイトではおすすめの通信講座を紹介しているため、ぜひこちらもご覧ください。
→ITパスポートにおすすめの通信講座11選と失敗しない選び方の記事はこちら
ITパスポート以外の4資格は、基本情報技術者で学んだそれぞれの知識について、より専門性を高めた国家資格です。
エンジニアとしての技術力の証明となるため、キャリアアップや転職、独立を考える場合は必ず確認しておきましょう。
基本情報技術者のおすすめ通信講座:まとめ
おすすめの基本情報技術者通信講座は次の6つです。
通信講座 | 料金 | 科目A免除の有無 | 特徴 |
スタディング |
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なし | 隙間時間の活用 |
資格の大原 |
※入学金/6,000円 |
あり | 全国37校で 科目A免除試験受験可能 |
TAC |
※別途入会金10,000円 |
なし | 豊富なコース |
ITEC |
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あり | IT資格に特化 |
BIZ Learn |
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あり | 担任チュータ制度 |
独習ゼミ |
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あり | 豊富なe-ラーニング |
通信講座により料金や特徴が異なります。基本情報技術者の試験スケジュールと照らし合わせ、勉強時間にどれだけ充てられるか考慮したうえで選ぶことが重要です。
- 初学者 :TAC
- 経験者 :スタディング
- 一次免除:ITEC・資格の大原・BIZLearn・独習ゼミ
基本情報技術者の通信講座は、試験形態の特徴からe-ラーニングが基本となります。
紙のテキスト、完全オンラインなど、自分に合った形式かしっかり確認してから申し込みましょう。
基本情報技術者試験は、受験資格がないにもかかわらず、非常に専門性の高い資格です。
自分の生活スタイルや好みの学習方法に合った資格を選び、基本情報技術者の試験合格を目指しましょう。
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