☆どこの通信講座がおすすめなのか、自分で判断が難しい
☆できれば価格が安い通信講座を選びたいけど、どこがいいの?
☆技術士の部門ごとでおすすめの勉強方法や受験に関する情報が知りたい!
技術士資格を通信講座で取得するならば、技術士試験に強い講師陣と学習内容が充実している通信講座の利用をおすすめします。
技術士資格取得のためには「技術士第一次試験」「第二次試験」に合格しなければならず、特に第二次試験は非常に難関です。
さらに技術士試験は部門数が多いため、その部門ごとに精通している通信講座と講師陣を選んで学習していきましょう。
この記事では技術士のおすすめ通信講座5選と失敗しない選び方について解説していきます。
難関資格取得のため、ぜひ参考にしてください。
複数のカリキュラムから自分に合ったものを選べるアガルートの講座がおすすめです。
通信講座 | コース名/料金(税込) | 合格率/実績 |
アガルート |
※SATがサービスを提供 |
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SAT |
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新技術開発センター |
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ラーニングサイト21 |
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当サイトのおすすめはアガルートの講座です。
技術士のおすすめ通信講座ランキング5選
通信講座 | コース名/料金(税込) | 学習期間or1日の学習時間 | 合格率/実績 |
アガルート |
※SATがサービスを提供 |
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スタディング |
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SAT |
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新技術開発センター |
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ラーニングサイト21 |
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以上が技術士資格取得におすすめの通信講座ランキング5選です。
一つずつ詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてください。
なお、当サイトのおすすめはアガルートの講座です。
アガルート技術士講座の特徴と評判
通信講座名/料金 |
※SATがサービスを提供 |
カリキュラム | 【技術士第二次試験2024年合格目標カリキュラム】
【技術士2024年合格目標口頭試験講座】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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オンライン講座の評判がいいアガルートは、講義動画はテキストが映っているため手元にテキストがない状態でも学習可能です。
さらに講義の音声ダウンロードが可能であったり、倍速再生機能もついていたりと、忙しい方でも隙間時間を有効活用できる点もオンラインならではと言えるでしょう。
テキストはフルカラーで読みやすいだけではなく、プロの講師陣が作成しているため必要な情報がしっかり頭に入りやすいというメリットもあります。
「技術士第二次試験2024年合格目標カリキュラム講座」に関しては以下の2講座から選べるため、初学者は添削・口頭試験付きを選んでしっかり試験対策をしたり、ある程度技術士に関する知識がある方は講義・テキストのみを選んだりという選び方が可能です。
二次試験は特に、口頭試験や論文で実力を発揮できず不合格になってしまう方が多いと言われています。
そのため、料金は少し高くなってしまいますが、プロの講師陣が添削をするだけではなく、口頭試験付きの講座を選ぶ方が合格率は今以上に上がるはずです。
評判
アガルートの技術士講座はまだ開講して日が浅いため、評判や口コミが見当たりませんでしたが、その他通信講座を受講している受講生からはこのような口コミがありました。
スタディング技術士講座の特徴と評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
【技術士二次試験合格コース】
【技術士二次試験総合技術監理部門コース】
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教材/テキスト | 【技術士二次試験合格コース】
【技術士二次試験総合技術監理部門コース】
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eラーニング | 【技術士二次試験合格コース】
【技術士二次試験総合技術監理部門コース】
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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スタディングは「スマホで学べる資格取得講座」として有名なオンライン講座で、ネット環境さえあればスマホ以外でも受講可能なため、忙しい方でも隙間時間を活用して効率的に学習できます。
二次試験対策の難所とも言われる論文対策に重点を置きつつ、基本講座で論文の書き方を学びながら添削課題で書く練習を行うというカリキュラムです。
もちろん論文対策以外でも、試験対策に必要な情報がたっぷり詰まったWEBテキストや、各種問題集といった学習教材も充実しています。
またスタディングアプリは、動画講義をダウンロードしておくことでオフライン環境でも再生可能になる点や、一発検索機能なども充実しているなど嬉しい機能が多くあり、中でも一番嬉しい教材は「キーワード練習冊子」です。
独学だと自身で一からまとめなければならない技術士のキーワードを、部門ごとに厳選して掲載しているため、豊富にあるキーワードからどれが試験に出題するのかと迷うことがなくなります。
その他にも質問や不安を解消できる質問カードや、ガイドに従うだけで最適な学習方法をアドバイスしてくれる学習フローなど、サポート体制も万全です。
スタディングでは無料お試しで、以下の特典を体験可能となっています。
特に無料講義動画は、講義の雰囲気や流れ等を掴むために非常に役立つでしょう。
講座の講師いわく、「この講座は第二次試験論文試験に合格するために開発された」と話しているほど論文試験には相当力を入れています。
このようにお悩みの方々や、忙しくても技術士資格取得を目指している方々は、ぜひスタディングの受講を検討してみてはいかがでしょうか。
評判
【スタディングを選んだ理由】
・YouTubeなどで、いろいろな講座を視聴してみたが匠先生の講義が一番わかりやすく頭に入ってきたから。
・価格が大変リーズナブルであった。
・「いつでも」「どこでも」スマホさえあれば繰り返し何度でも講義を受講できるから
⇒スクーリングなど定期的な受講が難しい私には最適でした。また、スクーリングの往復の時間が勿体無いと思ったから。
【活用方法】
・受講した内容以外に、ほかの対策本と合わせて受講すると、さらに効果的でした。
・とにかくスキマ時間があれば何度も繰り返し受講しました。
・論文添削では、自分の弱点が客観的かつ的確に把握できる。
⇒独学では自分の弱点がどこにあるのか、どの程度のレベルなのかがわからないので大変助かりました。引用:https://studying.jp/engineer/monitors/3009/
SAT技術士講座の特徴と評判
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【二次試験パーフェクト講座】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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二次試験合格率が10〜16%の難関と言われる技術士試験で、合格者が続出しているのがSATです。
他社より優れた特徴としては以下の点が挙げられます。
SATでは、技術士の指導に長年携わってきた専門家5人が、それぞれ最も得意とする部門を専任することで質の高い講義を実現しています。
無理なく学習を継続するために、1コマ10分~20分かつノートの要らない動画講義や、持ち運びにも便利なB5サイズのテキストなど、スキマ時間の活用にも最適な教材が豊富です。
またeラーニング上で「暗記カード」と「進捗管理システム」を導入しており、受講生が長い学習期間でもモチベーションを保てるように工夫されています。
さらにSATの通信講座の大きな特長として充実したサポート体制が挙げられ、講座講師をはじめとした専門スタッフによるマンツーマン指導、メール相談、添削などはどれも業界最多回数です。
口頭試験、筆記試験にも対応しているため隙がなく、安心して学習を進められます。
このように悩んでいる方や、まとまった学習時間がとりづらい方々はぜひSATの受講がおすすめです。
評判
SATの技術士の通信講座は最近再開したばかりなため、口コミ・評判は見つかりませんでした。
しかしホームページには、その他の通信講座を利用した方々の合格者の声が多数掲載されています。
・スムーズに抵抗なく最後まで続けられました。
・SATさんの教材は最安・短時間で合格に導いてくれる教材。
・働きながら早期合格を目指す方にお勧めです。
技術系資格に特化したSATの通信講座は非常に質が高くサポート体制も万全で、効率的に学習できるのが魅力です。
安心して合格を目指せるためぜひ検討してみましょう。
新技術開発センター
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト | 【技術士第一次試験対策講座/講座名:完全合格講座】
【技術士第二次試験対策講座】 【部門別コース】
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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新技術開発センターでは、セミナーや通信講座、参考書や受験対策といった幅広い面で、技術士を目指す方々を応援しています。
通信講座の開講歴は50年以上と非常に長く、累計合格者は国内最大と言われるほどの実績です。
21部門全てに対応しており、それに付随して毎月数々のセミナーが開催されているため、数だけを見れば他社の通信講座を圧倒する勢いのセミナー数と言えます。
また通信講座は、他社ではあまり開講されていない「第一次試験対策講座」も開講されているほか、上で紹介したような有力なセミナーの開講、さらに参考書も販売しているなど、多岐にわたって活動している点で新技術開発センターはなかなか貴重な存在です。
ただしお試し受講などがないため、2冊のテキストで満足のいく学習は可能なのかという点や、セミナーに参加する余裕がない方の場合、ネットや新技術開発センターの情報を閲覧して受講するかを判断しなければならない点が不安要素でしょう。
とはいえ新技術開発センターの実績や、第一次試験対策講座を開講している通信講座はあまりない点を踏まえると、一度は受講またはセミナーへの参加を視野にいれておくべき講座です。
評判
良い点は、教室に集まって講義を聴いて勉強できるのでやる気を持続させやすいことでしょう。特に、新技術開発さんは、指導・アドバイスも丁寧です。
引用:https://takumi296.hatenablog.com/entry/2014/03/31/040714
ラーニングサイト21の特徴
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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ラーニングサイト21とは、「NTTラーニングシステムズ」が運営するセミナー・講座・通信教育・eラーニングが合わせて2,000講座以上用意されているサイトです。
このラーニングサイト21はさまざまな資格取得などを支援する講座をまとめているサイトで、こちらで紹介している技術士試験対策講座の実施団体は、先ほどご紹介した新技術開発センターとなっています。
とはいえ講座数や講座内容が違うため、新技術開発センターをご覧になって以下のようにお考えの方はぜひこちらのラーニングサイト21から講座受講を検討してみましょう。
ラーニングサイト21で公開されている技術士講座数は20講座となっており、その中で技術士第一次・第二次試験対策に関する講座は9講座です。
その9講座のうち「電気電子部門」「建設部門」「情報工学部門」はオンライン講義と通信講座があるため、どちらを受講するかは皆さんの学習スタイルに合わせて決めましょう。
ラーニングサイト21は一次試験対策講座と二次試験対策講座、どちらも用意されており価格も最安値は22,000円から受講可能です。
その他講座も全体的に見て価格は格安なものが多く、比較的受講しやすい講座と言えます。
オプションは追加添削とオンライン個別指導が利用可能で、部門ごとのプロフェッショナルが予想問題を作成し提供、そして答案を提出すると添削結果プラス「解答のポイント」を配布してくれるため、学習のレベルアップが可能です。
評判
ラーニングサイト21は通信講座を開講しているわけではないため、直接的な評判ありません。
ですが非常に豊富な講座数や、講座を検索した際に「料金」「学習期間」「レベル」等が一目でわかる機能は非常に高評価でしょう。
その他にもeラーニングを定額制で利用できるサイトや、技術士に似ている資格等も豊富にあるため技術士資格以外で気になる資格があればそちらもチェックしてみましょう。
失敗しない技術士通信講座の選び方
ここからは、技術士の通信講座を選ぶ際の注意点として、以下の5点を解説していきます。
- 学習教材はサンプルを確認しよう
- サポート体制
- 講義のわかりやすさ
- 価格はその通信講座内容に見合っているか
- 実際に受講した方々の評判
学習教材はサンプルを確認しよう
通信講座にとって特に大切なのは「学習教材の充実性」です。
例えばテキスト一つを取っても以下のように、学習を進めるにあたって「こうだったら良いな」と感じる点があります。
テキスト以外でもこれから通信で学習を進めていくには問題集や模擬試験、eラーニングの有無等、学習教材の充実性が重要です。
通学ならば、実際に講師とコミュニケーションを取って不明点を直接質問したり、学習進捗を見ながらさまざまな試験対策を立てたりすることも可能となります。
しかし通信となると、質問機能がある通信講座でもすぐに質問が返ってくるわけではないため、ある程度は一人で学習を進めていくと考えればわかりやすさや充実性は大いに重視すべきです。
通信講座の中には受講前に気になる講座の資料を請求して、教材のDVDやテキストのサンプルを確認可能な講座があります。
これらを利用してこれから受講する講座の学習教材がどの程度充実しているのかを知っておくと後々効率的に学習が可能となるでしょう。
サポート体制
上の学習についてでもお話ししましたが、通信では通学のようにすぐに講師やスタッフとコミュニケーションが取れるわけではなく、ちょっとした時に頼れる方が近くにいるわけではありません。
そのためせっかく資格取得を目指して講座を受講しても、以下のようなお悩みを抱える方も少なくないでしょう。
また通信講座によってサポート体制は違うため、自身にとってどのようなサポートが必須なのかをしっかりと事前にチェックする必要があります。
例えば技術士初学者の方ならば、些細な質問や悩みが出てくる可能性は大いにあります。
その対策として、質問回数無制限で、手紙やメールだけではなく受講生専用サイトで24時間質問投稿可能な通信講座を選ぶと非常に効率的に学習可能です。
他にも技術士試験に関する最新情報を逐一教えてくれるサポートを行っている通信講座ならば、情報を逃さずに無駄のない学習が可能となるでしょう。
また、どんなに頑張って資格を取得しても、就職に繋がらなければ宝の持ち腐れとなりかねませんが、それには就職支援サポートを行っている通信講座を選ぶという対策が挙げられます。
以上のように、人によって必要と感じるサポートは違うため、通信講座を選ぶ際は「サポート体制」に関してもしっかりと重要視しておきましょう。
講義のわかりやすさ
学習教材と同様に、講義のわかりやすさも重要です。
通信講座の講義は基本的に以前録画録音された講義をパソコンやタブレット等のネット環境を利用して学習を行います。
ただし、中には講義中に何か質問や疑問があってもすぐに講師に質問できず、疑問点が解決しないまま講義動画が終了してしまうという経験をされる方もいるでしょう。
また、講師が専門用語を永遠と話しているだけの講義では、視聴していても全く知識が定着しません。
そこで通信講座を選ぶ際は、以下を踏まえた講義を開講している通信講座がおすすめです。
もちろん人によってどんな講義が良いかは違うため、一概に上の5つが揃っている講座を選ぶべきとは言えません。
ただし、どんな講義が良いかは人それぞれでも、以下の2点は最低限重視すべきです。
- 初学者にもわかる言葉で専門用語を使わずに説明してくれる
- ただ講義内容をつまらなそうに話すわけではなく、こちらが考える時間や答えに近づくヒントを教えてくれる
そんな時は通信講座の中には学習教材の際にご説明した「サンプル」で講義を公開している通信講座があります。
サンプルとは言ってもしっかりと一本の講義動画を閲覧可能なため、どの通信講座を選ぶか悩んだ際はサンプルの活用がおすすめです。
価格はその通信講座内容に見合っているか
通信講座には、高額過ぎるもから心配になるほど低価格なものまであり、価格で通信講座を選ぶ際は「その価格が通信講座の内容に見合っているか」が重要となります。
例えば、高額でも拍子抜けするほど役に立たない!と思う通信講座や、逆に格安でも満足の行く学習内容とサポートを揃えている通信講座もあるでしょう。
また自身の学習スタイルや今の学習レベルと照らし合わせた結果、全く見合わずに支払ったお金が無駄になってしまう可能性も考えられます。
そのため、これらの通信講座内容は学習面やサポート、自身の学習スタイルなどを考慮した時に、支払う価格に見合っているかをしっかり確認するのが大切です。
実際に受講した方々の評判
「どの通信講座を選べば良いのか」と悩んだ時、皆さんはまず何をしますか?
- その気になる通信講座を検索して、通信講座の運営を調べてこの通信講座の何が良いのか検索する
- 自分が譲れない条件で受講可能な通信講座を検索する
- 実際に受講した方々に合格者は何人いるのか検索する
- 受講者の口コミを検索する
大半の方は、これらの方法を取るのではないでしょうか。
はっきり言って、講座詳細には良い内容ばかりが記載されている可能性も考えられます。
資格取得を応援するとはいえ、通信講座は金銭が発生する商売です。
そのため講座詳細には凄く興味をひく内容が記載されていても、実際に数多くある口コミサイトを閲覧すると「記載されている程、良くはない」と投稿している方々も見受けられるでしょう。
もちろん全ての口コミが本当かはわからず、中には同業者が人気の通信講座を批判している可能性も否めません。
ですが、どの口コミサイトを閲覧しても悪い評判ばかり目立つ通信講座は高確率で怪しいと言えます。
ただし、その中にも有益になる情報はあるため、参考程度に閲覧しつつ通信講座選びに活用すると良いでしょう。
料金の安い技術士通信講座3選
ここでは各通信講座で最も格安のコースを記載しています。
通信講座名 | コース名/料金 |
スタディング |
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ラーニングサイト21 |
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アガルート |
※SATがサービスを提供 |
本記事でご紹介した中で最も格安だった通信講座はラーニングサイト21「技術士一次試験対策講座[基礎科目・適正科目]」の24,200円です。
スタディングの「技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]」は分割で見ると5,900円と格安なものの、一括で見ると他通信講座の同等または少し高額だと感じます。
最後にアガルートの「技術士2024年合格目標口頭試験講座」が38,500円(税込)で3位でした。
もう一つの講座である「技術士第二次試験2024年合格目標カリキュラム(講義・テキストのみ)」が32,780円(税込)となっていますが、追加添削はいらないと思える方の場合はこちらの方が格安となります。
ただし、重ねてお伝えしますが第二次試験は非常に難関です。
万全を期して受験に挑むためにも追加添削5回分は外せないと予想します。
そうなると32,780円(税込)にプラス追加添削5回分で27,500円となるため合計金額60,280円です。
料金は重要ですが、最終的には学習内容やサポート、自身のライフスタイルに合わせて学習可能か等様々な面を重視して通信講座を選びましょう。
技術士のおすすめ通信学校3選
通信学校名 | コース名 | 特徴 |
ガチンコ技術士学園 | 【技術士一次試験対策講座】
【技術士二次試験対策講座】
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JES |
※現在専門充実コースのみ受け付け中
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技術士Lock-on | 【令和4年度Lock-on二次試験講座】
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ガチンコ技術士学園の特徴
ガチンコ技術士学園は、用意された練習問題や模擬試験で出題された問題が、実際の試験でほぼ出題されるとして有名です。
その理由として、ガチンコ技術士学園では非常に多くの復元論文を集め、国土交通省白書などからさまざまな解析・分析をした上で練習問題や模擬試験を作成しているという点が挙げられます。
学園長の青い炎さんを含む講師陣全員が技術士資格を取得しているプロ集団で、その実績は非常に高く、技術士を目指すならば一度はガチンコ技術士学園を受講すべきと言えるでしょう。
ただし、ガチンコ技術士学園では「採点は率直」がモットーのため、初学者だとなかなか良い採点結果が出せず、厳しいと感じる方もいます。
ですが、学園長含む講師陣は本気で技術士資格取得を目指す方々を応援しており、この点を乗り越えられるならば技術士資格取得への最短ルートと言っても過言ではないでしょう。
JESの特徴
JESは大勢の技術士資格取得を目指す方々に受講されています。
その理由としてまず合格率の高さが挙げられ、難関と言われる第二次試験でこの合格率は驚きを隠せません。
さらに添削サポートや個別相談は回数無制限のため、満足いくまで利用可能です。
初学者だと些細な悩みや質問、不安が出てきてしまうのは仕方がありませんが、数ある通信学校の中には添削サポートや個別面談に制限があるところも多いため、JESならその心配なく徹底的に悩みや質問、不安を解決できます。
その他、以下のように学習面以外のサポートも充実している点や、第二次試験の合格率が高い点を踏まえて、特に第二次試験が不安と感じている方はぜひJESの利用を検討してはいかがでしょうか。
技術士Lock-onの特徴
技術士Lock-onは数ある通信講座の中で初めてチャットワークを使った通信講座で、基本的な通信講座の連絡手段と言えば「メール」「電話」「Zoom」「郵送」が多い中、チャットワークを利用している点は斬新さを感じます。
またチャットワークを利用した添削は原則36時間以内に返信と、他通信講座と比べても迅速な対応です。
もちろんZoomやskypeなどを利用した学習相談も用意されています。(※予約制・何時でも受け付け中)
この技術士Lock-onの講師である「匠 習作」さんは、平成23年度に総合技術監理部門と機械部門を受験した際、総合技術監理部門のみ合格し、機械部門は不合格という悔しい思いをしましたが、平成24年度日本で一人だけ併願合格を成功させた技術士です。
そのため一つの部門だけでなく、さまざまな部門の技術士に関する勉強方法や、第二次試験の対策に関して効率的な学習方法を熟知しているプロフェッショナルと言えます。
加えて匠さんはコーチングやカウンセリングの勉強も行っているため、個人相談などの対面力もお墨付きです。
技術士Lock-onは大手通信講座や学校のような大きさはありませんが、その分1対1を大切にしているため、受講者一人ひとりにピッタリの学習方法を提案して学習を進めていきます。
講師との距離が近くコミュニケーションも取りやすいため、このようにお考えの方にぜひおすすめしたい講座です。
技術士とは?
技術士とは技術士法に定められた国家資格で、「エンジニアの最高峰資格」と呼ばれており21種類の部門があります。(※技術士法詳細)
技術士制度は、「科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るための国による資格認定制度(文部科学省所管)です。
科学技術に関する高度な知識と応用能力及び技術者倫理を備えている有能な技術者に技術士の資格を与え、有資格者のみに技術士の名称の使用を認めることにより、技術士に対する社会の認識と関心を高め、科学技術の発展を図ることとしています。
引用:https://www.engineer.or.jp/contents/become_engineer.html
業務としては「研究・分析・管理」と「調査・評価」などが中心で、民間企業はもちろん公官庁に就職している方もおり、非常に広範囲で活躍可能な資格です。
また技術士には、以下で解説する「技術士補」と呼ばれる資格もあります。
技術士補とは?
技術士補とは、技術士試験の一次試験に合格した方、あるいは特定の大学を卒業して技術士補として登録した方々です。
技術士と技術士補の違いは以下の通りで、技術士補の場合は一次試験合格以外にも、文部科学大臣が認定した大学またはその他の教育機関における課程(JABEE認定課程)を修了した際にも資格取得が可能となっています。(※JABEEとは「日本技術者教育認定機構」の略称)
一次試験は受験資格がないという特徴があり、技術士になりたいと思ったら以下のような流れがメジャーです。
もちろん上でご紹介したように、認定課程を修了し技術補になるというルートも存在しています。
技術士の部門・種類一覧
技術士の部門・種類は、全部で以下の21種類・部門です。
- 機械部門:機械設計/設計工学/太陽光発電/熱・動力/風力発電/風車/油空圧機器などの流体機器/加工技術/産業用ロボットなど生産システム/工場設計/構造解析・設計 他
- 船舶・海洋部門:船舶の設計 他
- 航空・宇宙部門:ロケット/人工衛星/航空機/宇宙期のシステム開発 他
- 電気電子部門:発電整備/電気鉄道/コンピューター電子機器/情報通信ネットワーク/工場電気設備/電力・エネルギーシステム開発 他
- 化学部門:セラミックス/合成樹脂/天然樹脂などの分析/開発 他
- 繊維部門:衣料/産業用の加工糸/紡績/皮革の開発/繊維の精錬/漂白/染色/加工 他
- 金属部門:金属材料の生産システム開発/めっきの表面技術や鋳造/溶接技術 他
- 資源工学部門:金属鉱物/石炭/石油/天然ガス等の地下資源の探査や生産システム/廃棄物の再資源化/大気汚染/地質環境などの浄化 他
- 建築部門:国土計画/都市計画/鋼構造/コンクリート構造の設計・計画・施工/河川/砂防/海岸・海洋の設計計画・施工/港湾の設計・計画・施工/空港の設計・計画・施工/道路/トンネル/鉄道の設計・計画・施工 他
- 上下水道部門:上下水道計画/浄水/水質管理/下水処理 他
- 衛生工学部門:水の改善/水質分析/測定/水質管理/廃棄物・資源循環/建築物環境衛生管理 他
- 農業部門:畜産バイオテクノロジー/食物の栽培/品質改良/農村土地利用計画/害虫防除/雑草防除 他
- 森林部門:森林計画・管理/森林保全/環境保全 他
- 水産部門:漁港計画/漁場計画などの水産土木/冷凍/缶詰など水産食品/水産物物流システム開発 他
- 経営工学部門:サービスマネジメントの開発/生産計画・管理などの物流マネジメント 他
- 情報工学部門:コンピューターオペレーティングシステム/ソフトウェアの設計・開発/情報システムの設計・開発/ネットワーク通信技術/情報セキュリティ 他
- 応用理学部門:力学/光学/原子物理学/熱物理学/化学分析/気象/地震/大気/海洋などの地球物理/地球科学/土木地質/資源地質/斜面災害地質/環境地質などの探査
- 生物工学部門:遺伝子工学/ゲノム工学/細胞工学/免疫工学など/環境微生物の検査・診断 他
- 環境部門:自然保護/自然教育/環境測定計画・分析/解析/評価 他
- 原子力・放射線部門:原子炉システム/設計・製造・建設・管理/核燃料の濃縮加工/使用済み燃料の再処理/放射能廃棄物の処理 他
- 総合技術管理部門:あらゆる技術分野を幅広く学ぶ
技術士資格は役に立たない!と言われている
部門が多く、多岐にわたって活躍可能な技術士資格ですが、巷では「役に立たない資格!」と言われている事実をご存じでしょうか。
その理由としては、以下3つが挙げられます。
技術士は一般の人々よりも公的機関等との結びつきが濃い資格です。
そのため、私たちのような一般の人々からすれば「技術士って何?」「何をするの?」と知名度が低くなっています。
他にも技術士法では、技術士法第4章で「技術士等の責務において」3つの義務ともう2つ責務を定めており、その義務と責務に違反してしまうと懲役・罰金・資格取り消しといった罰則があります。
義務1.信用失墜行為の禁止(第44条):技術士又は技術士補は、技術士若しくは技術士補の信用を傷つけ、又は技術士及び技術士補全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
義務2.技術士等の秘密保持義務(第45条):技術士又は技術士補は、正当の理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなった後においても、同様とする。
義務3.技術士の名称表示の場合の義務(第46条):技術士は、その業務に関して技術士の名称を表示するときは、その登録を受けた技術部門を明示してするものとし、登録を受けていない技術部門を表示してはならない。
責務1.技術士等の公益確保の責務(第45条の2):技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たっては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない。
責務2.技術士の資質向上の責務:技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。
引用:https://bonperson-civil.com/pe-3obligations-2responsibilities/#32
さらに技術士は「業務独占資格」と呼ばれるような、その資格を取得している方のみ独占的に仕事ができるという資格ではなく、名称独占資格と呼ばれる「資格取得者のみが技術士と名乗れる」資格となっています。
以上の3つを踏まえて「あまり知られていないし、罰則も厳しい!」「別にそこまで仕事に有利でもない」という意味合いを含めて「技術士資格を取得していても役に立たない」と言われてしまうのでしょう。
技術士のおすすめ部門と選び方のポイント
技術士は非常に部門が多いため、どの部門を選ぼうかと迷っている方が大半でしょう。
結論として、人それぞれでおすすめしたい部門が違います。
その理由としては以下のように、人それぞれなりたい分野や専攻していた科目、勤務先が違う点です。
また、これから技術士を目指す方々からすれば、以下のようにお考えかもしれません。
ですが実際は合格率が高くても受験して受からなかった方や、ネットで「この分野なら良いよ」と知って学習しても自身には全く理解できない分野である等もよくある話です。
学習は自身がきちんと理解して、興味を持たなければ進みません。
挫折しないためにも、これから紹介する「技術士の部門を選ぶ時に意識したい選び方のポイント」を参考に自身が学習したい技術分野を選ぶ必要があるでしょう。
技術士の部門を選ぶ時に意識したい選び方のポイント6つ
技術士の部門を選ぶ時に意識したい選び方のポイントを、上でご紹介した「おすすめ部門は人それぞれ違う」でお話しした理由を含めて6つご紹介します。
まず技術士の部門を選ぶ時は以下の6つを意識しましょう。
- 自身がなりたい分野を選ぶ
- 在学中・卒業前に専攻していた分野、得意な学科から選ぶ
- 現在の勤務先から1番近い分野から選ぶ
- 一次試験・二次試験の過去問や専門科目一覧を見て選ぶ
- 過去問や参考書が多い分野を選ぶ
- ☆最終手段:部門ごとの合格率から合格率の高い分野を選ぶ
理由として、自身の得意分野や科目であれば学習がスムーズに進みやすい点や、なりたいと思っている分野ならばこちらに関しても学習意欲が高まる点が挙げられます。
上記のような方は、現在の勤務先から1番近い分野から選びましょう。
それでもなかなか部門が選べない方は、一次・二次試験の過去問や専門科目一覧を見て、自身で学習しやすいと感じる分野を選ぶのがおすすめです。
その他にも、初学者で知識があまりないという場合は、過去問や参考書が多い分野を選べば学習につまずく回数や頻度が減り、効率的な学習が可能となります。
ここまで読んでみて、それでもどうしても分野を選び切れない!という方は、部門ごとの合格率を見て一番合格率が高い分野を選ぶというのが極めてメジャーな選び方です。
当サイトでは技術士試験の難易度や各部門の合格率についてまとめた記事も掲載しているため、こちらを併せてご覧下さい。
→技術士の難易度は?年収と過去問についてもご紹介!の記事はこちら
他の資格と違い、受験勉強を始めようとしても分野が多く幅広いため、「技術士になりたいとは思ったけど部門が選べない」という方も大勢いるでしょう。
そんな時は本記事を参考に、自身が挫折せずに受験へ挑めると思える部門を選んでみてください。
【部門別】技術士・技術士補のおすすめ勉強方法と必要勉強時間
部門が選べたら、学習開始です。
とはいえどのように勉強したら良いのか迷ってしまう方のために、ここでは圧倒的に検索率が高い「機械部門」「建設部門」「情報工学部門」「環境部門」「総合技術監理部門」のおすすめ勉強方法と必要勉強時間をご紹介します。
部門 | おすすめの勉強方法 | おすすめの参考書 |
機械部門 |
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建設部門 |
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情報工学部門 |
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環境部門 |
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総合技術監理部門 |
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部門は違うとしても、勉強方法は過去問を解くという点は全て同じです。
最初はわからなくても、過去問を解いていく過程で少しずつ技術士に関する知識を定着させていきましょう。
加えて予想問題を公開しているサイトやダウンロード可能な参考書もあるため、過去問プラス予想問題を繰り返し解いていく学習方法もおすすめです。
ひたすら学習を頑張ってはいるけれど、なぜか学習の定着率が悪いと感じた時は本記事でご紹介している通信講座を受講して、講師と相談しながら新たな学習方法で進めていきましょう。
その他にも、通信講座を受講すると以下のようなメリットを感じられるはずです。
自身で参考書や過去問、予想問題等をひたすら解いていく方が金銭面では負担はありませんが、効率的な学習方法を独学で組むのはなかなか難しいと言えます。
そこで通信講座ならば効率的な学習スケジュールを組み、プロの講師陣が添削や指導をしてくれるため独学よりもはるかに学習定着率は上がるでしょう。
技術士の勉強時間トータルは150~2000時間と幅が広い
技術士の勉強時間トータルは150~2,000時間と非常に幅広く、「どうして150時間~2000時間と差が激しいの?」と思う方々もいると思いますが、これは技術士試験の考え方を理解している場合と言えます。
技術士試験は「考え方試験」とも呼ばれており、例えば元々技術系の学習をしていたり、就職していたりして、技術士試験の考え方を早々に理解して学習を進められる場合は最短150時間でも合格を目指せるということです。
ですが基本的には1,000時間~2,000時間が妥当であり、実際に機械部門を受験しストレート合格した方の実際の勉強時間は、以下のようにトータル1,000時間となっています。
その他「機械部門」「建設部門」「情報工学部門」「環境部門」「総合技術管理部門」に関しても同様の時間、人によってはプラスアルファというイメージです。
また技術士補に関しては一次試験のみを受験するため、上でご紹介している勉強時間やその他口コミを参考にすると、さらに500時間プラスアルファが妥当でしょう。
一次試験は「過去問を解きまくれば合格できる!」と豪語する方々がいるほど、過去問が重要視されています。
またよくある「ひっかけ問題」などは出題されないため、まさに合格させるために存在している試験とも言えるでしょう。
ですが二次試験は9割近くが不合格になってしまう難関試験となっており、その中でも「筆記試験」が試験の最大の難所と言われています。
そのため、ただ参考書を読み漁ってメモしてという流れではなく、過去問を繰り返し解きつつ、予想問題や論文の構成、構成を提出して添削といった流れが重要です。
技術士試験の勉強で理想的な学習サイクルは以下を参考にしましょう。
技術士一次試験・二次試験対策におすすめの参考書
上では部門別でおすすめの参考書をご紹介しましたが、次は「技術士一次試験・二次試験対策におすすめの参考書」についてです。
一次試験対策におすすめ参考書 | |
二次試験対策におすすめの参考書 |
どの参考書も様々な通信講座や実際に技術士資格を取得した方々が利用、紹介しています。
そのためこちらでご紹介している参考書は試験合格に大いに役立つはずです。
他にも通信講座の中には「問題集」を提供している講座もあるため、現在通信講座受講を考えている方は先ほどご紹介した「失敗しない通信講座の選び方」とプラスして問題集などについてもチェックしておきましょう。
おすすめのEラーニング
過去問や予想問題をひたすら解くのはもちろんおすすめですが、その場合手元に問題集や参考書がないと進まない点がデメリットです。
そこでぜひおすすめしたい教材が「Eラーニング」での学習となります。
Eラーニングで学習をする際のメリットは以下をご覧ください。
ネット環境があればどこでも学習可能という点が最大のメリットです。
その他にも講師によって学習内容や質が変わらないため、一定の質を保てるという点や学習進捗やスケジュールを管理してくれる機能があるという点も非常に良いと感じる方が多いでしょう。
それではEラーニングのメリットを知っていただいたところで、通信講座を受講していなくても学習可能なおすすめのEラーニングをご紹介します。
Eラーニング名 | 学習可能部門 | 料金 |
科学技術振興機構(JST)の技術者Web学習システム |
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土木学会認定eラーニング「農業農村webカレッジ」 |
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科学技術振興機構(JST)の技術者Web学習システムは技術者の継続的な能力開発や再教育を支援の目的として無料で学習可能なeラーニングシステムです。
以前は「webラーニングプラザ」という名前でコンテンツを公開していましたが、平成14年度頃にサービスを終了した後、JREC-IN内の会員向けコンテンツに「研究人材のためのe-learning」と名前を変え、そちらに大半のコンテンツが引き継がれています。
部門のコースごとに動画を視聴して学習しつつ、最終的に「自己診断テスト」が用意されているため実際に学習が定着しているかチェックも可能です。
土木学会認定eラーニング「農業農村webカレッジ」は、なかなか技術研修会に参加出来ない方々のためにさまざまな技術面をカバーする講座を開講しており、100講座以上の中から自身で講座を選んで学習していく技術研修会となっています。(※現在はWindows系パソコンでのみ視聴可能)
eラーニングと聞くと通信講座でないと利用が難しい点や、金銭面で悩んでしまう方も多いかと思いますが、上でご紹介したeラーニングは無料~1,500円で学習可能です。
このようにお考えの方はぜひ2つのeラーニングを利用してみましょう。
技術士の受験資格や試験内容・難易度
受験資格 |
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試験内容 |
1.基礎科目 科学技術全般にわたる基礎知識。
1.筆記試験:必須科目/選択科目(総合技術監理部門以外)/総合技術監理部門の必須科目には「択一式&記述式問題」が出題 2.口頭試験:専門学的学識/問題解決以外の資質能力6つ ・総合技術監理部門(選択科目):技術士としての実務能力 |
合格率 |
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試験一発合格の確率 |
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難易度 |
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合格発表日 |
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試験免除制度 |
1.情報処理技術者試験の高度試験及び情報処理安全確保支援士合格者は、専門科目(情報工学部門)免除 2.中小企業診断士に登録している方、養成課程又は登録養成課程を修了した方であって当該修了日から3年以内の方、中小企業診断士第2次試験に合格した方であって当該合格日から3年以内の方は、専門科目(経営工学部門)を免除 |
以上がR5年度の技術士試験に関する情報となっており、一次試験の合格率は国家資格である点を踏まえると高い傾向です。
ですがやはり二次試験は、部門別合格率を見ても難関という言葉がピッタリだと感じます。
技術士試験対策に活用したい模範解答
どれだけ勉強していても、第二次試験の難関さに不安を感じる方もいるでしょう。
そこでおすすめしたいものが「模範解答」で、試験合格への切り札と言えます。
ただ模範解答と一口に言っても、様々な通信講座や経験者がネット等で公開しているため「一体どの模範解答を信じるべきか」と悩んでしまう方が大半です。
そこで、本記事では技術士試験合格講座で公開している「技術士試験問題と模範解答」を皆さんにおすすめします。
この模範解答は平成22年度から令和2年度まで約11年分の試験問題と模範解答、そして解説を閲覧可能です。
約11年分の模範解答等が無料で閲覧可能という点は令和5年度技術士試験対策に大いに役立ちます。
技術士の実務経験とは?
本記事で何度か登場する技術士の実務経験とは、第二次試験を受験する際に必要な受験資格のうちの1つです。
受験資格に記載されている実務経験の詳細は以下となります。
- 技術士補に登録後、指導技術士の下で4年を超える実務経験(総合技術管理部門はプラス3年の計7年)
- 技術士補となる資格取得後、職務上の監督者指導下で4年を超える実務経験(総合技術監理部門はプラス3年の計7年)
- 7年を超える期間の実務経験(総合技術管理部門は10年)
- 指定された教育課程を修了(JABEEなど)
また第二次試験口頭試験の際には、自身が技術士としてふさわしい経験や能力を有しているという証明のために「実務経験証明書」と呼ばれる書類が必須です。
書き方は普通の履歴書とは違い、技術士法に沿って書く必要があります。
「第二次試験の始まりは実務経験証明書だ!」と豪語する方々がいるように、この実務経験証明書が第二次試験の重要なポイントです。
口頭試験での質問では、実務経験証明書に記載された技術能力などがベースになるため、もしこの書類に不備や疑問点があれば、口頭試験の際にシビアな質問をされてしまう可能性があります。
せっかく準備していた伝えたい内容が伝えられず、アピールする時間もないまま試験が終了してしまうという事態にもなりかねません。
しっかりと満足のいく第二次試験にするためには、学習はもちろんですがこの実務経験証明書にも相当な力を入れて臨むべきでしょう。
新技術開発センターでは「令和2年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集-15部門・39事例-」というものが販売されています。
「履歴書作成や職務経歴書の作成が苦手だ!」という方はぜひこちらの購入を検討しても良いでしょう。
技術士試験は独学で合格できる?
ここでは技術士試験を独学でも合格できるかどうか、一次試験と二次試験それぞれで解説していきます。
第一次試験は独学で合格できる?
結論から言って、「第一次試験は独学で合格可能」です。
第一次試験には過去問に似た問題が出題される傾向が多いため、過去問をひたすら解いていけば合格は難しい話ではありません。
本記事でご紹介した勉強方法や参考書、通信講座を活用すれば第一次試験はそこまで苦戦せずに合格可能でしょう。
第二次試験は独学で合格できる?
第一次試験と違い、第二次試験は非常に難関です。
合格率をご覧いただくと分かる通り、10人が受験して1人が合格程度の難しさと言えばご理解いただけるでしょう。
第二次試験が難関と言える理由として、以下の点が挙げられます。
勉強時間でもお話しした通り、技術士の勉強時間は最短でも150時間~2,000時間です。
ただし、基本的に150時間は極端とも言えるため、先ほどご紹介した試験合格者の意見を参考にすると500時間~となり、プラス試験は2回となっています。
それだけでもトータル1,000時間の時間が必要となる点や、第一次試験が終了してすぐに第二次試験を行うわけではない点が、「モチベーションの維持が難しい」と言われている理由です。
また独学の場合、筆記試験に出題が予想される技術用語をまとめたキーワード集を作成するにも相当な時間がかかります。
身近に技術士の知り合いがいたりすれば、押さえておくキーワードをあらかじめ教えてもらうことも可能ですが、初学者が一からキーワード集を作成するというのは非常に大変です。
他にも独学だと、筆記試験対策のために自身で論文を作成し解答・添削となるわけですが、自身の判断だけでは合格点に到達する仕上がりかがわかりません。
そのため、第一次試験は独学でも合格可能かもしれませんが、第二次試験合格を狙う場合は学校や通信講座などを利用して学習を進めていく方が効率的です。
通信講座等を利用すれば、独学合格が難しい理由として挙げた3つの対策がバッチリ用意されています。
独学で合格を目指している方々も、これを機に通信講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
技術士と似ている技術系国家資格
資格名 | 受験資格 | 合格率 |
電気主任技術者 |
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(令和5年度) |
危険物取扱者 |
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ボイラー技士 |
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【別枠】弁理士 |
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以上が技術士と似ている技術系資格の代表格です。
また、この他にも以下のような技術系資格があります。
別枠としてご紹介している弁理士は技術士と非常に相性が良いとされておりW資格取得にメリットがあるため、将来的にどちらの資格も取得しておくと有利です。
技術士と弁理士をWで資格取得するとメリットがある!
技術士が同時に取得しておくと良い資格として、「弁理士」が挙げられます。
実は技術士と弁理士は業務の親和性が高いとされており、就職や独立などのシーンで非常に有効な組み合わせです。
この2つの資格は分野が違うものの、どちらにもコンサルティング業務を行う業務があります。
例えば技術士は専門分野でのコンサルティング業務、弁理士は知的財産に関するコンサルティング業務というようなイメージです。
そのため両方の資格を取得しておけば、どちらの専門性も持ち合わせている他の資格取得者とは一味違う存在になれると言えます。
もっとわかりやすくW資格取得のメリットを挙げると以下のとおりです。
もちろん技術士の資格を取得している状態でもさまざまな活躍の場はありますが、弁理士資格も取得しているとなればそれ以上の活躍の場が保証されるでしょう。
ただし両者の試験合格率を比べると、弁理士の合格率は9.7%と圧倒的に低いため、Wで資格取得は難関と言えます。
弁理士試験の合格率が低い理由としては「学習範囲が非常に広い」点が挙げられ、なおさらW資格取得を目指すなんて無理!と思う方も多いかもしれません。
しかし、もし技術士試験に合格できれば弁理士試験の科目免除などがあるため、通常通りに資格取得を目指すよりもゴールは近く感じるでしょう。
今は技術士資格取得に集中しておいて、余裕が出来たら弁理士資格取得を検討してみましょう。
技術士と弁理士、W資格取得を目指せる通信講座はアガルート!
本記事でご紹介しているアガルートでは技術士講座だけでなく、弁理士講座も開講中です。
キャンペーン価格で開講していることも多いため、技術士講座を受講しつつ弁理士講座についてもチェックしておくと良いでしょう。
また当サイトでは、アガルートの開講する通信講座全般についてまとめた記事も掲載しているため、ぜひ参考にしてください。
→アガルートの評判・口コミは?他社比較とメリットも資格別に解説の記事はこちら
技術士の通信講座おすすめランキング
最後に改めて「技術士のおすすめ通信講座ランキング5選」をご紹介します。
通信講座 | コース名/料金(税込) | 学習期間or1日の学習時間 | 合格率/実績 |
アガルート |
※SATがサービスを提供 |
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スタディング |
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SAT |
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新技術開発センター
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ラーニングサイト21 |
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上手に活用して、第一次試験はもちろん難関と言われる第二次試験も一発合格を目指して頑張りましょう。
・添削指導が充実している!