iOS 26では「カメラ」アプリの使い勝手がリニューアルされました。ここでは表示スタイルが変わった撮影オプションや、新しい「デュアルキャプチャ」撮影、縦持ち横位置撮影の使い方をご紹介します。

撮影モードの切り替えは左右スワイプ

カメラを開くと、一番下に「ビデオ」「写真」のモード表示があります。画面を左右にフリックするとモードを切り替えられます。左右にフリックするのは画面上のどこでもOKです。

また「ビデオ」モードの左側には「スロー」や「タイムラプス」、「写真」モードの右側には「ポートレート」や「パノラマ」などの撮影モードがあります。

  • 画面の一番下に撮影モード表示があります。「ビデオ」「写真」を中心に、左右スワイプで各モードに切り替えられます

    画面の一番下に撮影モード表示があります。「ビデオ」「写真」を中心に、左右スワイプで各モードに切り替えられます

撮影設定オプションは撮影モード表示をタップ

フラッシュやアスペクト比(撮影画像の縦横比)など、撮影設定のオプションを開くには、一番下にある撮影モード表示をタップします。右上のメニューボタンでもOK。

または、画面の下部エリア(3分の1くらい)を下から上にスワイプしても開きます。

  • 画面の一番下にある撮影モード表示をタップすると、撮影設定オプションが開きます。または、右上にあるメニューボタンをタップするか、画面下部を下から上にスワイプしてもOKです。閉じるには、オプションメニュー以外の部分をタップします

    画面の一番下にある撮影モード表示をタップすると、撮影設定オプションが開きます。または、右上にあるメニューボタンをタップするか、画面下部を下から上にスワイプしてもOKです。閉じるには、オプションメニュー以外の部分をタップします

オプション項目は撮影モードによって、またiPhoneのモデルによっても異なります。

新しい撮影機能「デュアルキャプチャ」の使い方

iPhone 17シリーズ/iPhone Airでは、新しく「デュアルキャプチャ」機能が搭載されました。メインカメラで動画を撮影撮影する時に、フロントカメラ(イン側カメラ)の映像を挿入することができます。

デュアルキャプチャを使用するには次の手順で操作します。

  • 撮影モードを[ビデオ]にして、画面下部の[ビデオ]をタップ。オプションが開いたら[デュアルキャプチャ]をタップします

    撮影モードを[ビデオ]にして、画面下部の[ビデオ]をタップ。オプションが開いたら[デュアルキャプチャ]をタップします

  • このように右上にフロントカメラの映像が入ります。この状態で撮影され、通常の動画と同様に保存されます

    このように右上にフロントカメラの映像が入ります。この状態で撮影され、通常の動画と同様に保存されます

フロントカメラの新機能「縦持ち横位置撮影」

こちらもiPhone 17シリーズ/iPhone Airで使える新機能です。フロントカメラ(イン側カメラ)で、iPhoneを縦に持ったまま横位置で撮影できるようになりました。「写真」「ビデオ」モードで使用できます。

  • カメラを起動してフロントカメラに切り替えます。画面上にある「回転」アイコンをタップすると、画角の縦横が切り替わります。「ズーム」アイコンをタップすると、ズームが2段階で切り替わります

    カメラを起動してフロントカメラに切り替えます。画面上にある「回転」アイコンをタップすると、画角の縦横が切り替わります。「ズーム」アイコンをタップすると、ズームが2段階で切り替わります

なお、横位置で撮影した写真のピクセル数は、縦位置で撮影したものより大きくなります。

  • 撮影した写真のピクセル数比較(iPhone Airの例)。横位置にすると縦位置よりも大きな画像で撮影されます

    撮影した写真のピクセル数比較(iPhone Airの例)。横位置にすると縦位置よりも大きな画像で撮影されます

また、「センターフレーム」機能を使うと、複数人がフレームに入った場合に自動的に全員がフレームに入るように画角を調整してくれます。センターフレーム機能をオンにするには次の手順で操作します。

  • 画面上部にある[センターフレーム]のアイコンをタップ。「自動ズーム」「自動回転」をオンにします。どちらか片方でもOKです。センターフレーム機能は、ズームや回転を手動で変更するとオフに戻ります

    画面上部にある[センターフレーム]のアイコンをタップ。「自動ズーム」「自動回転」をオンにします。どちらか片方でもOKです。センターフレーム機能は、ズームや回転を手動で変更するとオフに戻ります