『ベルヴィル・ランデブー』(2002)『イリュージョニスト』(2010)を手掛けたシルヴァン・ショメの最新作『マルセル&ムッシュ・パニョル』(2026年11月6日公開 配給:クロックワークス)のサイレント映画風本編映像が公開となった。また、各界著名人から寄せられたコメントで構成されたフライヤーも公開となっている。
『マルセル&ムッシュ・パニョル』は、フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルの生涯を綴ったアニメーション。監督は、フランスで100万人突破の大ヒットを記録した『ベルヴィル・ランデブー』や、フランスの喜劇王ジャック・タチの遺稿を脚色した『イリュージョニスト』(2010)などで、アカデミー賞にノミネートされたアニメーション界の巨匠シルヴァン・ショメ。本作は、カンヌ国際映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品された。
この度、サイレント映画風の本編映像が公開となった。公開されたのは、劇作家として成功を収めたマルセル・パニョルが、トーキー映画との出会いでそこに可能性を見出し、映画製作に乗り出す転機となったシーン。
冒頭、「(演劇を)窮屈に感じていた」と語るパニョルに、少年マルセルが「さあ 銀幕の世界へ」と壁を指差すと、サイレント映画のようなセピア色の映像が流れ出す。「映画を作ろうと思ったことは?」と聞くマルセルに対し、「(サイレントは)可哀想な俳優たちが大げさな演技を、必死に沈黙をごまかそうとしてる」「(トーキーは)映像に音声を合わせるのにいつも失敗してる」と話すパニョル。しかし、「海の向こうのローストビーフの国」で「トーキーが見られる」事が分かると、パニョルは船でロンドンへ向かう。ロンドンではダブルデッカーが走る中、世界初の全編トーキーによるミュージカル映画『ブロードウェー・メロディー』がスクリーンに映し出される所で映像は締め括られる。
サイレント映画風の映像からロンドンの街並み、そしてアニメと実写の融合などが、ショメ監督ならではの圧倒的な映像美でノスタルジックに描かれており、映画が言葉を獲得する歴史的瞬間と、トーキーの発展を担うパニョルの、映画人としての原点を捉えた内容となっている。
ちなみに、ロンドンへ向かう船の上で、パニョルの隣に『イリュージョニスト』の老手品師タチシェフがカメオ出演しているという、"シルヴァン・ショメ・ユニバース"を感じるサプライズにも注目していただきたい。
さらに、各界著名人から寄せられたコメントで構成されたフライヤーも到着した。コメントは公式サイトでも公開されている。
■ストーリー
1956年パリ。フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルは雑誌連載の執筆を依頼され、最初の一行を書き始めると、少年時代の自分が突然現れる。筆が進むにつれ、プロヴァンスやパリの思い出、演劇界や映画界での活躍など、鮮やかに蘇る記憶の数々。やがて、二人で自らの人生を振り返る、事実に基づく物語。
■スタッフ
監督・脚本・キャラクターデザイン・ストーリーボード:シルヴァン・ショメ
© 2025 WHAT THE PROD - MEDIAWAN KIDS & FAMILY CINÉMA - BIDIBUL PRODUCTIONS - WALKING THE DOG
