『ベルヴィル・ランデブー』(2002)『イリュージョニスト』(2010)を手掛けたシルヴァン・ショメの最新作『マルセル&ムッシュ・パニョル』(2026年11月6日公開 配給:クロックワークス)の本編映像が公開となった。また、『ひゃくえむ。』(2025)の岩井澤健治監督と映画/音楽評論家の村尾泰郎が登壇する公開記念トークショーが決定した。
『マルセル&ムッシュ・パニョル』は、フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルの生涯を綴ったアニメーション。監督は、フランスで100万人突破の大ヒットを記録した『ベルヴィル・ランデブー』や、フランスの喜劇王ジャック・タチの遺稿を脚色した『イリュージョニスト』(2010)などで、アカデミー賞にノミネートされたアニメーション界の巨匠シルヴァン・ショメ。本作は、カンヌ国際映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品された。
この度、教師時代のマルセル・パニョルの上京劇を追った本編映像が公開となった。映像では、教師時代のマルセル・パニョルが妻のシモーヌを伴ってパリへ転勤する様子と、華やかな期待、そして甘くない現実が描かれている。
"おしゃれで親切な人々"、"温かく客をもてなすウェーター"、"洗練されたアーティスト"、"パリ それは魅力"、"パリ それは祝祭"、"パリ それは愛"、"パリはパリであり続ける"という言葉とともに、シルヴァン・ショメ監督によるレトロでノスタルジックなタッチでパリの魅力を描写。その後、 列車でパリに向かうパニョルは、「2時間もリヨンに停車中だ、いつパリに出発を?」と車掌に尋ねるが、車掌は「リヨン駅はパリにある」と既にパリに到着している事を伝え、「田舎者め」と馬鹿にする。やがて、パニョルとシモーヌは下車するが、故郷マルセイユに比べて大都会パリは薄暗く、天気はあいにくの雨模様。ホテルはどこも満室で、おまけに車に轢かれそうになり、「邪魔だ どけ!田舎者め」と罵倒される始末。期待に胸を膨らませていた二人が、厳しい現実に直面する姿が切り取られている。
また、来週末からの日本公開を記念して、『ベルヴィル・ランデブー』をきっかけに『ひゃくえむ。』を制作したアニメーション監督の岩井澤健治と、本作のパンフレットにも寄稿している映画/音楽評論家の村尾泰郎という、シルヴァン・ショメ監督の大ファンでもある二人が登壇するトークショーが決定した。監督ならではの視点と、評論家ならではの切り口で、どんなマニアックな話が飛び出すか、期待いただきたい。会場は、ヒューマントラストシネマ有楽町・シアター1で、実施日時は、11月7日(土) 14:05の回上映後となっている。通常料金でトークショーにも参加できる。劇場オンライン予約は、10月30日(金)0時より、窓口販売は、10月30日(金)劇場オープン時からとなる。残席がある場合のみ、11月7日(土)の劇場オープンより劇場窓口にて販売を行う。全席指定で、一人につき4枚までの購入が可能。チケットの転売および、劇場内での撮影・録音は禁止。購入・引換後のチケットの変更や払い戻しには対応しない。当日は、マスコミ・メディアの撮影が入る場合があるが、その際、映像等に映り込む可能性があることを、予め了承いただきたい。
■ストーリー
1956年パリ。フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルは雑誌連載の執筆を依頼され、最初の一行を書き始めると、少年時代の自分が突然現れる。筆が進むにつれ、プロヴァンスやパリの思い出、演劇界や映画界での活躍など、鮮やかに蘇る記憶の数々。やがて、二人で自らの人生を振り返る、事実に基づく物語。
■スタッフ
監督・脚本・キャラクターデザイン・ストーリーボード:シルヴァン・ショメ
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