『ベルヴィル・ランデブー』(2002)『イリュージョニスト』(2010)を手掛けたシルヴァン・ショメの最新作『マルセル&ムッシュ・パニョル』(2026年11月6日公開 配給:クロックワークス)の場面写真7点と監督コメントが公開となった。
『マルセル&ムッシュ・パニョル』は、フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルの生涯を綴ったアニメーション。監督は、フランスで100万人突破の大ヒットを記録した『ベルヴィル・ランデブー』や、フランスの喜劇王ジャック・タチの遺稿を脚色した『イリュージョニスト』(2010)などで、アカデミー賞にノミネートされたアニメーション界の巨匠シルヴァン・ショメ。本作は、カンヌ国際映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品された。
この度公開となった場面写真は、フランスの国民的作家マルセル・パニョルがモナコの一室で執筆する様子や、少年時代の自分がパリの屋根で笑う姿のほか、母や弟、妻や子供などの個性豊かなキャラクターたち。さらに、生涯愛したマルセイユの街並みや、代表作の一つ『マリウス』(1931)が披露されたパリの劇場や映画館など、史実に基づいた景色や空気感が丁寧に描かれており、温かみのある色彩で描かれた躍動感あふれる表情や、まさにショメらしさが全開に感じられる豊かな世界観を存分に堪能できる場面写真となっている。
あわせて、ショメから、本作の主人公となるマルセル・パニョルに対するコメントも到着した。ショメは、「1970年代、学校で"少年時代"3部作の『父の大手柄』と『母のお屋敷』を読まされた。記憶の中では最初に読んだ本である。パニョルの文体は親しみやすく、生き生きとしていて鮮やかだった。"よく書けている"と感じたものだ。彼の映画もしばしばテレビで放映されていた。大人になるにつれ、より注意深くそれらを観るようになった。本作の準備中には他の作品も発見し、彼の戯曲を全て読み返した。パニョルの文章は常に的確だ。常に正しい調子で言葉が紡がれる。彼は一族の争いや暗いキャラクター、過酷なシーンを伴う悲劇を書くが、言語を完璧に支配している為、そこには常に一定のエレガンスがあり、距離感とユーモアに裏打ちされている。それこそが、私が彼の作品を愛する理由である」と語り、本作に着手する前のマルセル・パニョルとの関係について答えている。
また、特典付きのムビチケ前売券(オンライン)も販売が始まっている。購入者には、フランスのティザーポスターを使用したオリジナルのスマホ壁紙をもれなくプレゼント。さらに、鑑賞特典として、フランスのファイナルポスターを使用した特別な絵柄と鑑賞記録がセットになったムビチケデジタルカードもプレゼントする。ムビチケ前売り券(1,600円)はオンライン販売のみで、劇場販売は行われていない。
■ストーリー
1956年パリ。フランスの国⺠的作家マルセル・パニョルは雑誌連載の執筆を依頼され、最初の一行を書き始めると、少年時代の自分が突然現れる。筆が進むにつれ、プロヴァンスやパリの思い出、演劇界や映画界での活躍など、鮮やかに蘇る記憶の数々。やがて、二人で自らの人生を振り返る、事実に基づく物語。
■スタッフ
監督・脚本・キャラクターデザイン・ストーリーボード:シルヴァン・ショメ
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