デル・テクノロジーズは2026年10月22日、東京都内で新製品発表会を開催しました。グローバルでは2026年9月2日に米国で発表されたモデルで、日本国内での取り扱いも以前より発表されていましたが、今回の発表会をもって日本国内での正式な発表と、販売が開始になっています。今回は発表会の模様をレポートをお送りいたします。
Dell 14Sは日本市場を分析して開発した製品
発表会冒頭ではデル・テクノロジーズの文 英梅氏(執行役員 コンシューマー&Eコマース営業統括本部長)が登壇し、日本国内における同社のビジネス戦略を解説しました。
近年の物価上昇に伴い、消費者のPC購買検討が慎重化・長期化している市場環境を分析したうえで、ユーザーが求める「薄型軽量」「買いやすい価格」「充実した基本性能と長寿命バッテリー」の実現が極めて重要になっていると述べました。
同社は「日本市場向け適正製品の強化」「販売チャネルの拡大・店頭体験の向上」「体験向上の推進」という3つの柱を掲げており、昨年の国内AI PC出荷台数で実績ナンバーワンを獲得した勢いをそのままに、日本市場のニーズに合致した製品を拡充していく方針を示しました。
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デル・テクノロジーズの文 英梅氏
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日本市場の現状について、物価上昇に伴い検討に時間がかかり、コスパのいい製品が求められていると考えています
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この市場感の中で、新製品投入以外にも力を入れていく計画があるようです
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店頭販売において販売スタッフの強化や、ユーザーが体験しやすい売り場作りなど、いい製品と知ってもらう機会強化を実施中とのこと
コスパと使いやすさを追求したスタイリッシュノート「Dell 14S」
続いて、同社の松原 大氏(コンシューマー& Eコマース統括本部、アソートメントプランナー兼コンサルタント)より、新製品「Dell 14S」の詳細が明かされました。
Dell 14Sはユーザーが自分らしさを表現できるよう「ウォッシュドデニム」や「ベルベットグリーン」を含むナチュラルテイストな4色のカラーバリエーションを展開します。本体デザインは傾斜のついたスタイルを採用し、最薄部12.2mm(最厚部13.7mm)の薄型ボディを実現。プレミアムモデルのXPS 13と比較して約150g重いものの、14インチの大画面と約21時間という長時間のバッテリー駆動時間を兼ね備えています。
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デル・テクノロジーズの松原 大氏
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モビリティも基本性能も高い、でもコスパに優れたモデルとして登場するDell 14S
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直販でのCTOメニューでは、大容量のSSDや高解像度ディスプレイを選ぶこともできます
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自社ラインナップで競合するXPS 13との比較。バッテリー稼働時間や拡張性はDell 14Sの方が優秀です
発表会同日より注文開始になったDell 14Sは、搭載されているメモリ搭載量が16GBです。これをメモリ搭載量を8GBにしたモデルも今後追加予定と案内がありました。
8GBモデルではメモリ容量だけでなく、無線通信部分もWi-Fi 6/Bluetooth 5.3と、16GBモデルのWi-Fi 6E/Bluetooth 5.4になり、実利用で大きく困らないであろう部分でのコストダウンの努力を行っているそうです。
なお、具体的な販売価格は未定のことですが、8GBモデルは今回発表された16GBモデルよりも「3万円程度、安い価格でご案内できるはず」とのことでした。
また自社のラインナップの中でも6月に販売を開始した「XPS 13」との違いについても言及しました。XPS 13は標準でタッチパネルを搭載し、筐体もアルミニウムのCNC削りだしなどプレミアム性を重視しています。
これに対しDell 14Sではタッチパネルには非対応、プレス加工のアルミニウム筐体を採用することでコストパフォーマンスを重視した作りにしています。XPS 13よりもDell 14Sの方が筐体が大きく、そのスペースを活用すること、で利用頻度の高いHDMIポートや3.5mmのオーディオ出力が追加ができたなど、機能性の面ではDell 14Sに優位点があることがアピールされました。
Dell 14Sを写真でチェック、4色のカラーバリエーションが魅力的
発表会会場ではDell 14Sの実機の展示、体験コーナーも設けられていました。4色のラインナップのうち、シルバーに近い色味のリネン、ダスティローズとウォッシュドデニムはそれぞれピンク系、ライトブルー系のカラーですが色味は落ち着いているので、ビジネスシーンでの利用でも違和感なく使えそうです。
そして4色目のベルベッドグリーンは他社でもあまり見ないカラーで、光の当たり具合でブルー系のカラーに見えたり、かなりしっかりと金属感を感じられたりと、最も個性の強いカラーです。
外部接続端子は本体の左側にUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)が2つとHDMI出力ポートが備わっており、反対側には3.5mmのオーディオ出力があります。HDMIポートがボトムケースの高さギリギリになっている通り、Dell 14Sの筐体はかなり薄型であることがわかります。
基本仕様はCPUにIntel Core シリーズ3を採用し、最小構成モデルはIntel Core 5 320、メインメモリ容量は16GB、ストレージに256GBのSSDを搭載しています。ディスプレイサイズは14インチ、1920×1200ピクセルと使い勝手の高い16:10の画面比率で、重量も約1.15kgと軽量です。
最小構成での同社直販サイトでの販売価格は19万4,800円ですが、発売記念キャンペーンとして11月1日までは4万5,000円オフの14万9,800円からとお買い得になっており、少し早いですが来春以降の新生活でノートPCが必要な人にとって、かなり魅力的な選択肢です。







