スマホのストレージ不足で悩んでいる人に注目されている周辺機器「NAS」(ナス)をご存じですか? 家族全員のスマホの動画や写真などのデータをまるごとバックアップでき、クラウドストレージの契約容量を下げて月々の出費を抑えられます。万が一、NASのハードディスクが故障してもデータの損失を防ぐ仕組みも備わっており、安心も手に入ります。スマホの紛失や故障、機種変更で大事な動画や写真のデータが失われた…と後悔する前に、NASでバックアップしておくのがスマートだと感じました。
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スマホや動画カメラの普及で、思い出を撮影したデータの容量は増える一方。スマホの内蔵ストレージやクラウドストレージ不足で悩んだら、家族全員のさまざまなデータをまとめて保存できるNASを利用するのがスマートだ
NASがあれば、スマホにまつわるお金の節約やデータ消失のリスクが減らせる
撮影した動画や写真が増え、スマホの空き容量が足りない!と悩んでいる人は多いのでは? iCloudなどクラウドストレージの容量が足りなくなるのも悩ましく、契約容量の大きい上位プランにすると月額料金が大きくアップしてしまいます。家族がそれぞれクラウドストレージを契約していれば、出費がさらに増すことに…。
そのような悩みを持つ人から注目が高まっているのが「NAS」と呼ばれるストレージ機器です。内蔵ハードディスクにスマホ内のデータをバックアップするための機器ですが、USB接続の一般的な外付けハードディスクや外付けSSDにはない機能が豊富で、スマホにまつわるお金の節約やデータ消失のリスク低減に役立ってくれます。
NASはさまざまなメーカーから製品が出ていますが、近ごろは内蔵するハードディスクが別売の「NASキット」が人気を集めています。使うハードディスクを自分で用意する必要がありますが、予算や用途に応じて自分に合った容量や台数が選べるので、出費を抑えられます。
今回は、スマホだけでセットアップや日々の活用ができるよう工夫したUGREENの新製品「NASync DXP4800 GT」(以下、DXP4800 GT)を試してみました。最大4台のハードディスクを内蔵できる高性能モデルで、アルミを用いた外装はコンパクトながら高級感があり、リビングに設置してもサマになります。
NASはデータを保存するだけじゃない
NASは「ハードディスクにデータを保存する」という機能だけを見れば、USB端子につないで使うUSBハードディスクと基本的な機能は同じ。ですが、NASはUSBハードディスクにはない便利な機能をいろいろ搭載しているのがポイントです。
まず、USBハードディスクはケーブルをつないだパソコンなどからしかアクセスできないのに対し、NASはUSBではなく有線LANや無線LAN(Wi-Fi)のネットワーク経由でアクセスできるのが違いです(Wi-Fiは家庭のルーター経由)。スマホからワイヤレスで手軽に接続でき、スマホ内の動画や写真などのデータが簡単にバックアップできます。ワイヤレスなので複数のスマホから同時に接続でき、家族全員のデータもまとめて保存できます。
さらに、自宅の中からだけでなく、外からでも必要なデータにアクセスできるのもポイント。NASに保存したデータは、ポート開放などの専門的な設定をする必要なく、クラウドストレージと同様にインターネット経由でアクセスできます。
ハードディスクは4台まで搭載できますが、NASの魅力は単純に容量が増やせるだけではありません。データを複数のハードディスクに分散して記録する設定(RAID 5)にすれば、万が一ハードディスクが故障しても残りのハードディスクからデータを再構築できるのがNASならではのメリット。トータルで記録できる容量はハードディスクの総容量よりは少なくなりますが、「大切な動画や写真のデータを子ども世代まで確実に残したい!」と考えるファミリーには強い味方になります。
データのバックアップも簡単。スマホのUGREENアプリで写真のバックアップ機能をオンにするだけで、スマホ内の動画や写真のデータをまるごとDXP4800 GTに保存してくれます。動画や写真が数万点あっても、スマホを自宅のWi-Fiに接続しておけば自動でバックアップが進みます。この手軽さが売りの1つです。
すでにハードディスクやUSBメモリー、SDカードに保存してあるデータも、前面のUSB端子やSDカードスロットに接続すればNASに取り込めます。スマホ内のデータのようにワンタッチとはいきませんが、DXP4800 GTのファイルアプリでバックアップしたいデータを選んで個人用フォルダにコピーするだけ。いろいろなデバイスに分散して保存していたデータも、ひとまとめにして安全に保存できるので、探す手間を省けます。
保存した動画や写真は、DXP4800 GTの写真アプリを使って閲覧できます。AIを用いた被写体分類機能も備えており、Googleフォトのような見た目や使い勝手で、キーワードや撮影場所、人物の顔での検索も可能。クラウドストレージと同様に、家庭内だけでなく外出先からでも自宅のDXP4800 GTにアクセスして見られるので、実家に帰省した際に両親に見せたりデータをダウンロードして渡すこともできます。
費用は約18万円~、長く使うほどメリットを実感できる
DXP4800 GTの導入に必要な機器は以下の通りで、RAID 5の利用で3台のハードディスクを内蔵する場合、初期費用としてざっと18万円ほどの予算が必要で、USBハードディスクと比べるとかなり高価な投資が必要です。
- DXP4800 GT本体…87,100円(10月9日~22日まで期間限定で20%オフ)
- 4TBハードディスクユニット…96,000円前後(32,000円前後×3台)
導入時の費用がかさむ点が悩ましいところですが、クラウドストレージの月額料金が削減できる点や、RAID 5により万が一のデータ喪失を防げるメリットを考慮すると、長く使うほどメリットが体感できるはず。NASは、個人や家族ユースではちょっとオーバースペックかな…と感じるかもしれませんが、スマホのストレージ不足やデータのバックアップに悩みを感じている人は、DXP4800 GTの存在を覚えておくとよいでしょう。
10月9日からUGREEN公式ストアでは20%オフで購入できるセールが始まったほか、10月13日からはAmazonで「プライム感謝祭」先行セールが始まるので安く購入できる可能性があります。










