利用頻度の高いアプリといえば、誰しも「WEBブラウザ」を思い浮かべるはず。検索エンジンを使った調べもの、オンラインショッピング、ニュースサイトでの情報収集...いまどきのWEBブラウザは「タブ」をサポートしているので、複数のWEBページを開いたままにしておき必要なときにパッと見る、という使い方も可能です。

しかし、あまり多くのタブを開いたままにしておくことは感心しません。いまどきのWEBサイトでは、JavaScriptを利用した動的コンテンツ、動画や音声、通知処理などさまざまな処理を行うことが多く、大量のメモリを必要とします。複数のタブでメモリ消費量が増えれば、そのぶんシステムが"重く"なる可能性があるのです。

iPhone定番のWEBブラウザ・Safariでは、しばらく使用されていないタブは静的な状態(スナップショット)となりメモリから追い出されます。だからメモリ不足に陥ることはありませんが、スナップショットが増えればキャッシュも増え、そのぶん内蔵ストレージを消費します。再表示時には読み込み直しされるため、そのぶん電力が消費されます。つまり、しばらく見ることがなさそうなタブは、閉じたほうがシステム上効率的です。

とはいえ、あまり神経質になる必要はありません。タブが20、30程度ではシステムに与える影響は軽微で、タブを複数開いておく利便性のほうがメリットです。めやすとして、タブの枚数が50を超えたあたりで整理を意識すればじゅうぶんでしょう。

なお、iOSではセキュリティの都合上、エンジンにSafariと同じ「WebKit」を採用するWEBブラウザが大半です。Google ChromeやMicrosoft EdgeもWebKitを採用していますから、基本的にタブの仕様はSafariと同様、適当な枚数を超えたら整理を始めたほうがいいでしょう。

  • WEBブラウザで開くタブの数は、ほどほどにしておきましょう

    WEBブラウザで開くタブの数は、ほどほどにしておきましょう