Twitterにて、削除したはずのツイートが復元されている、という現象が相次いで報告されている。海外メディアの「The Verge」や「ZDNet」などが報じた。ネットでは「怖っ」「復元されて困るようなツイすなって話w」などと話題となっている。
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Twitterにて、いったん削除したはずのツイートが蘇る現象が発生
さまざまな理由から、Twitterに投稿したツイートを削除する人はいるだろうが、そんないったん削除したはずのツイートが、いつの間にか復活しているという現象が起きているようだ。
たとえば、インターネットセキュリティ大手・SmoothWall社の元CTO／会長であるRichard "Dick" Morrell氏は、Mastodonにて昨年11月、Twitterに投稿してきた3.8万件のツイートをすべて削除したが、5月17日に確認したところ、3.4万件のツイートが復元されているのに気づいたと報告している。Morrell氏は、400人以上の人から同じような現象が起きていると報告を受けたそう。
また、The Vergeの記者であるJames Vincent氏は、今年5月8日に5,000件ほどのツイートを削除。しかし5月22日に一部のツイートが復元されていることに気づいたという。復元されたものの中で、最も古いツイートは2020年のものがあったのだとか。
記事掲載時点で、この現象の規模や範囲は不明。ツイートを削除するために使用したツールが原因の可能性もある（Morrell氏はRedactを使用し、Vincent氏はTweetDelete.netを使用しツイートを削除）とのこと。また、Twitterのサーバーに移動があった際、誤ってデータが復元されてしまった可能性があると推測する声もある。
Vincent氏は、この現象を「Twitterのインフラが崩壊し、ユーザーに約束した基本的な機能さえも果たせなくなっていることを示すもの」と指摘している。
どのユーザーもこの現象の影響を受けている可能性があるので、もし過去に削除したツイートのある人は、一度チェックした方がいいかもしれない。
ネット上では「怖っ」「ええ、こわいよ～バグ多すぎる😭😭」「過去のいいね！やRTが勝手に外れるバグも直してほしいわ」「きゃっ！こわーい！この前警告受けて消したツイート復活したらまた怒られちゃうの？」「Twitter内でバイオハザードがおきてるんだな」などの声が寄せられた。
