Twitterを運営する「X」社(X Corp.)のオーナーであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は5月9日、長期活動していないTwitterアカウントを削除していることを明らかにした。放棄されたユーザー名の解放が狙いのようだ。

マスク氏は「数年間全く活動のなかったアカウントを削除している」とコメント。これにより、一部のユーザーのフォロワー数が減少する可能性があるとした。「放置されたハンドル(ユーザー名)を解放することは重要」と説明した。またマスク氏は、削除されるアカウントの投稿は「アーカイブ化する」とも説明している。

なお、ツイッターは最新ポリシー更新で、アカウントのアクティブ状態を保つための要件を「30日に1回のログイン」に変更しており、アカウント削除を回避するためには、少なくとも30日に1度のログインが必要になると見られる。

ネット上では「やめて消えた絵師の方々が」「さよなら私」「えっ休眠アカウント削除まじですか…??」「本当にやめて欲しい」などの声が寄せられ、特に故人のアカウントが削除対象になることを危惧した声が相次ぎ、議論が広がっている。