アスクルは、社内のDX人材育成強化の一環として独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY アカデミー」を開校した。

同アカデミーは、データやテクノロジーを使いこなせる人材を育成するカリキュラムで、STEAMモデルをフレームワークとして採用。全社員を対象にしたプログラムでは基礎的な技術を学び、データサイエンティストやエンジニア等を対象により高度な専門知識を学ぶカリキュラムを継続的に展開する予定だという。

STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの頭文字を組み合わせた用語で、これらの教科を学習し、実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育。

カリキュラムは、全社員向けに5プログラム、データサイエンティストやエンジニア等向けに6プログラムで構成し、データやテクノロジーに苦手意識がある社員でも基礎から学習し成長できる内容で、体系立てて学ぶことができるという。

  • カリキュラム

社内公募および推薦により選ばれた社員が約半年間に渡り受講する。

同社の従業員が講師を担い(一部は除外)、受講メンバーを社内公募および推薦で募り、受講社員の学習機会を創出する。