カゴヤ・ジャパンは3月10日、コロナ禍を契機にクラウド移行が加速しハウジングxクラウドのハイブリッド構成のニーズが急激に増えていることに応えるため、運営するデータセンターの増床作業を開始した。運用開始時期は2021年11月を予定している。

増床規模は、1フロア 526.34平方メートル(200ラック)。所在地はカゴヤ・ジャパン けいはんなラボ(関西文化学術研究都市)。京都の内陸部、かつ付近の1級河川から2キロメートル離れた高台で津波や洪水などの自然災害が発生するリスクが低く、データセンターには基礎免震構造を採用している。

  • カゴヤ・ジャパン けいはんなラボ

データセンターの収容能力を向上させることで、提供しているクラウドサービス「FLEX」の増強と併せて、ハウジングを希望する顧客の要望に柔軟に応えることが可能となる。

これにより、オンプレミスからクラウドへの移行、既存システムのコストダウンなどの要望に対し、クラウド×ベアメタルサーバー×ハウジングを組み合わせ、最適なインフラ構成の提案、導入支援を行っていく。