Q-Successから2021年2月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2021年2月はWordPress、Shopify、Squarespaceがシェアを増やし、CMSを使っていないサイトとBitrixがシェアを減らした。WrodPressが増加し、CMSを使っていないサイトが減少する傾向は長期にわたって継続しているが、今後も同様の傾向が続くものと見られる。

現在のペースでWordPressが増加を続けた場合、2021年3月にはWordPressのシェアが40%を超えるものと見られる。これにより、Webサイトの5分の2がWordPressを使っていることになる。CMSで2位のShopifyと1位のWordPressのシェアには12倍以上の開きがあり、CMSにおいてWordPressが強い影響力を持っていることがわかる。

  • 2021年2月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2021年2月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2021年2月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2021年2月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ  資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 37.8% 38.3%
2 WordPress 39.9% 39.5%
3 Shopify 3.3% 3.2%
4 Joomla 2.2% 2.2%
5 Squarespace 1.6% 1.4%
6 Drupal 1.5% 1.5%
7 Wix 1.5% 1.5%
8 Bitrix 1.0% 1.1%
9 Blogger 1.0% 1.0%
10 Magento 0.7% 0.7%
11 OpenCart 0.6% 0.6%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 Weebly 0.3% 0.3%
14 TYPO3 0.3% 0.3%
15 Bigcommerce 0.3% 0.3%
16 Webflow 0.3% 0.2%
17 Adobe Dreamweaver 0.2% 0.2%
18 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
19 Tilda 0.2% 0.2%
20 DataLife Engine 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。