凸版印刷は9月30日、ニューノーマルな働き方の実現に向けて在宅勤務/サテライトオフィス勤務/モバイル勤務の3つの勤務形態を包括した新たな勤務制度を、10月1日から導入することを発表した。

同社が導入する「リモートワーク制度」は、在宅勤務のみならず、同社所有の専用施設や、契約しているシェアオフィスでのサテライトオフィス勤務、外出先でのモバイル勤務の3つの勤務形態を包括する制度。

それぞれが業務に合わせ最適な勤務場所を選択することで、仕事と生活の両立を図るとともに、裁量労働制適用者においては在宅勤務の回数制限を設けず、Web会議やITツールの活用により「フル在宅勤務」も可能だという。また、在宅勤務時では業務の一時中断を認め、仕事と生活の両立をより図りやすくしたということだ。

また、これまで一部の部門にのみ認められていた裁量労働制を、DX推進部門や新規事業の開発・企画部門、研究開発部門にも導入するほか、既に運用されている「スマートワーク勤務制度」のコアタイムを廃止することで、より柔軟な働き方を実現するとしている。