NTTドコモは9月13日、電子決済サービス「ドコモ口座」にて、一部銀行におけるチャージ停止の拡大を発表した。

  • ドコモ口座による発表文(一部)

ドコモ口座では、サービスと連携できる銀行にある自分の銀行口座が、他人のドコモ口座に勝手に紐付けられ、預金を不正に引き出される問題が発生している。9月11日時点での被害総額は約1,990万円、12行で73件にのぼる。

現在、ドコモ口座における新規の銀行口座登録や変更は、全面的に停止されている。また、ドコモ口座へのチャージを停止している銀行は、9月11日0時時点では17行だったが、13日19時時点では22行まで拡大している。

チャージを停止している銀行

  • ゆうちょ銀行
  • イオン銀行
  • 池田泉州銀行
  • 伊予銀行
  • 大分銀行
  • 大垣共立銀行
  • 紀陽銀行
  • 滋賀銀行
  • 静岡銀行
  • 七十七銀行
  • 十六銀行
  • 仙台銀行
  • 第三銀行
  • 但馬銀行
  • 千葉銀行
  • 千葉興業銀行
  • 中国銀行
  • 東邦銀行
  • 鳥取銀行
  • 北洋銀行
  • みちのく銀行
  • 琉球銀行

ドコモでは、ドコモ口座を悪用した不正利用問題に関し、専用の電話相談窓口を設置している。