レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(以下、レノボ)は5月11日、エクストリーム-DとのHPCソリューションの拡販における戦略的提携を発表した。

この提携によりレノボは、エクストリームーDが提供するベアメタルベースのHPC as a Serviceであるクラウドサービス「XTREME-Stargate」に対し、ラック型サーバーThinkSystem SR630、高密度水冷サーバーThinkSystem SD650、および高性能エッジサーバーThinkSystem SE350などのハードウエアの提供を行う。

同社はHPC専任の事業本部を立ち上げ、オンプレミスでHPCを使用している顧客に対し、「XTREME-Stargate Private Plan」サービスを販売する。また、同社が販売するHPC用途向けのサーバーに、エクストリーム-Dのシステムソフトウェアを標準搭載して販売するなど、クラウド、オンプレミス両方のHPC案件において両社共同で製品の開発、マーケティング活動を行うということだ。

エクストリーム-D 代表取締役CEOの柴田直樹氏は、次のように述べている。「この度はレノボ社とのHPC分野における戦略的提携において、弊社開発の次世代型HPC as a Service プラットフォームであるXTREME-Stargateのご採用を頂き大変嬉しく思っております。HPC業界においてワールドワイドで大きなシェアを持つレノボ社との提携で、今後の日本の研究開発と技術革新に大きく提携できると確信しております。今後日本のHPCサービスの業界標準を目指して本提携を進めると共に提携サービスの開発も進めて参ります。」