Q-Successから2019年11月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2019年11月はUbuntuとCentOSがシェアを増やし、DebianとRed Hat Enterprise Linuxがシェアを減らした。

わずかな変化ではあるが、Debian、CentOS、Red Hat Enterprise Linuxはこの1年間でシェアを減らす傾向を続けている。Ubuntuは増加から減少に転じていたものの、11月は微増している。今後どのように推移するか今後の動向が注目される。

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。

  • 2019年11月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

    2019年11月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

  • 2019年11月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

    2019年11月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Ubuntu 37.5% 37.4%
2 Debian 20.9% 21.4%
3 CentOS 17.0% 16.9%
4 Red Hat 1.9% 2.0%
5 Gentoo 1.8% 1.8%
6 Fedora 0.5% 0.5%
7 SuSE 0.3% 0.3%
8 Scientific Linux 0.1% 0.1%