「Flex Work Place Unifier Cast」公式サイト
横河レンタ・リースは5日、同社のWindows 10運用ソリューション「Flex Work Place Unifier Cast」の最新版v.5.8.1の提供を開始。Windows 10のアップデータの自動選別機能、インストールがMSI形式からC2R形式に変わったOffice 365 ProPlusへの対応など、最新のOS環境を維持しながら、企業の情報システム部門の運用負荷を低減する機能が加わっている。
ビジネスシーンには欠かせないWindowsやOffice環境。セキュリティを確保しながら、モビリティを活用するワークスタイルの変革や生産性を高めるためのアップデートが頻繁に行われている。いつのまににこんな便利な機能がというケースも珍しくない。しかし、これら従業員個別の端末へのアップデート運用を企業内の情報システム部門が対応するには時間や手間、運用工数がかかる。社内ネットワーク帯域の圧迫など障害に対する配慮も必要になる。
横河レンタ・リースが展開するWindows 10運用ソリューション「Flex Work Place Unifier Cast」は、そんな情報システム部門の悩みを一手に引き受けるソリューションだ。4GBを超えることもあるWindows 10のアップデータを細かいブロックに分割して配布、計画的にアップデートを配布するための運用可視化ダッシュボード、エラー時のログ収集から解決のためのガイドなどトライアル＆エラーで情報システム部門が実践する機能もある。
今回新機能として、さらなる効率化を実現する「アップデータの自動選別機能」を搭載。「すべて最新」「Security Updateのみ最新」「毎月第2火曜日のみ(Windows Update for Business)」の3つのポリシーを定義、適切なアップデータを自動選別するためシンプルな運用が可能になる。同社は、管理者がWindows 10のアップデートの体系に関しての習熟や選別の必要が無いことを述べている。また、従来のMSI形式でのインストールからインターネット上のOffice CDN(Contents Delivery Network)でのストリーミングでのインストール形式C2Rへと変わったOffice 365 ProPlusへも対応。社内ネットワーク帯域の枯渇やバージョン管理に加わる煩雑な業務を低減する。
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アップデータ自動選別機能のイメージ図(同社資料より)
