ALIENWAREノートのフラグシップはやはりこうでなければいけない。ゲームプレイを盛り上げるデザインやギミック、デスクトップ級のパーツを詰め込んだパフォーマンス、そしてALIENWARE AREA-51mで盛り込まれたのがパーツ単位でのアップグレード可能な仕組みだ。

  • ALIENWARE AREA-51m

デザインに関しては、人それぞれ好みがあるので感じ方はさまざまだろう。筆者の印象としては、写真で見るよりも実物のほうがよい感じだった。17.3型という数字上よりも小型だし、ルナライトカラーもアリだ。

パフォーマンスはベンチマーク結果のとおり。特に今回の評価機のようなハイエンド構成では、現行タイトルが最高の画質で十分に楽しめる。ほかのモデルもどれもGeForce RTXなので、最新グラフィックスを体感できるという点でモチベーションになるだろう。

アップグレードについては、次世代GPUが発表された際にどうなるか見守る必要があるものの、こうした仕組みはないよりもあることが重要だ。現在の多くのノートPCでは、ユーザーが本体の分解、メンテナンスやメモリの増設などを許さないものが多い。

そんな中で、万が一の時には自分でメンテナンスでき、パーツの交換やアップグレードができる本製品は、仕組みがあるという時点で長く愛着を持って使える要件を満たしている。

将来のGPUを搭載するDGFFがリリースされれば、さらにハッピーというわけだ。こう考えれば、購入の決め手がそろった製品と言えるだろう。