Microsoftは現地時間21日、Windows Terminalのプレビュー版をMicrosoft storeに公開したことを公式ブログに発表した。プレビュー版はWindows 10 version 18362.0以上であれば利用でき、ストアから入手可能だ。

Build 2019で発表されたWindowsの新たなターミナル"Windows Terminal"は2019年夏のMicrosoft Store経由の配布、2019年冬のGA(一般提供)を目指しオープンソースで開発されており、今回その試用を通じてフィードバックを返せるアーリープレビュー版として公開している。 日常的に使用するツールは自身の環境や好みに合わせてカスタマイズしたい。公式ブログではWindows Terminal, Console, & Command-LineのKayla Cinnamonさんが新たに追加されたカスタマイズを紹介。Windows Terminalではprofiles.jsonファイルによるカスタマイズを提供しており、メニューベースの操作から変更を保存すると自動的にWindows Terminalに反映される。

  • profiles.jsonの設定の様子(公式ブログより)

    profiles.jsonの設定の様子(公式ブログより)

キーバインドやショートカットのカスタマイズなども実装されており、Ctrl+Shift+1、Ctrl+Shift+2、Ctrl+Shift+3、Ctrl+Shift+4、Ctrl+Shift+5、Ctrl+Shift+6にそれぞれCommand Prompt、PowerShell、Powershell 6、Ubuntu(WSL 2)、Debian、OpenSUSEとプロファイルに割り振っている様子やプロファイルごとに異なる背景の設定も可能で、任意の画像やGIFを設定する様子を紹介している。

  • 各プロファイルの横に設定されたショートカット(公式ブログより)

    各プロファイルの横に設定されたショートカット(公式ブログより)

  • オリジナルの背景の上でPowerShell(公式ブログより)

    オリジナルの背景の上でPowerShell(公式ブログより)