Q-Successから2019年1月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2019年1月はUbuntuがシェアを増やし、DebianとCentOSがシェアを減らした。

2018年4月と5月に大きく大きくシェアを減らしたトップ3だが、Ubuntuはその後増加傾向を続けている。DebianとCentOSは下落傾向が続いており、通年でもシェアを減らした。

Ubuntuは長期サポートバージョンのサポート期間がが5年間になっている。先日、CanonicalのMark Shuttleworth氏はUbuntu 18.04 LTSのサポート期間を10年間に拡張すると発表。さらに前のバージョンに関しても10年間のサポートサービス提供が示唆されている。

どのような形で10年間サポートが提供されるのかなど、詳細は発表されていないが、こうした動向がUbuntuのシェア増加にさらに拍車をかけるものと見られる。

  • 2019年1月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

    2019年1月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

  • 2019年1月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

    2019年1月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Ubuntu 38.2% 38.0%
2 Debian 22.4% 22.8%
3 CentOS 17.8% 17.9%
4 Gentoo 2.5% 2.5%
5 Red Hat 2.3% 2.3%
6 Fedora 0.6% 0.6%
7 SuSE 0.4% 0.4%
8 Scientific Linux 0.1% 0.1%
9 Turbolinux <0.1% <0.1%