日本レジストリサービス(JPRS; Japan Registry Services)は11月1日、「学校名の日本語JPドメイン名の通常登録申請の受け付けを開始 」において、「〇〇小学校.jp」や「〇〇高校.東京.jp」といった初等中等教育機関などの名称の日本語JPドメイン名通常登録申請の受け付けを開始したと伝えた。

日本国内に住所を持つ学校または学校の設置者(学校法人や自治体など)が通常登録申請を行うことができる。

  • 学校名の日本語JPドメイン名の通常登録申請の受け付けを開始 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

    学校名の日本語JPドメイン名の通常登録申請の受け付けを開始 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

初等中等教育機関などの日本語ドメイン名は、汎用JPドメイン名の場合は「学校名.jp」、都道府県型ドメイン名であれば「学校名.都道府県名.jp」のようになるとされている。学校名のところに〇〇小学校、〇〇高校といった名称が入る。WebサイトのURLに初等中等教育機関などの名称がそのまま利用できるため、覚えてもらいやすくなるというメリットがあるという。

覚えやすさは日本語ドメイン名の本来の目的の1つだが、日本語ドメイン名の登録が始まった2001年の段階では「小学校」や「中学校」で終わる文字列は登録することができなかった。これは初等中等教育機関ごとにICTの活用度合いに差があったためで、公平性の簡単から採用されたルールとされている。しかし昨今、初等中等教育機関におけるICTの活用が進んだことから、今回の登録開始に至ったという。