Oracleは8月28日(米国時間)、「Oracle Solaris 11.4 Released for General Availability|Oracle Solaris Blog」において、Oracle Solarisの最新版となる「Oracle Solaris 11.4」の公開を伝えた。同社は発表の中で、現在のところ、Oracle Solaris 11.4はUNIX V7認定を取得した唯一のオペレーティングシステムと説明している。

Oracle Solaris 11.4における主な新機能は次のとおり。

  • システムモニタリングを提供する新しいObservability Tools System Webインタフェース(StatsStoreデータ、監査イベント、FMAイベントなどを一元的にモニタリング可能)
  • クリティカルアプリケーションおよびサービスの監視と自動再起動を実現するためのService Management Framework強化
  • Oracle Solarisゾーンおよびゾーン内アプリケーション管理および更新の簡素化
  • ZFS管理をより簡素化するための機能を導入
  • Oracle Solarisの以前のバージョンで動作しているアプリケーションの動作
  • Oracle Solaris 10からOracle Solaris 11へのより簡単な移行手順の提供
  • Observability Tools System Webインターフェース - 資料: Oracle提供

    Observability Tools System Webインターフェース - 資料: Oracle

Oracle Solaris 11.4は「Oracle Technology Network / Server and Storage Systems / Solaris 11 / Downloads」よりダウンロード可能。Oracle SPARC T4およびこれ以降のプロセッサ、Fujitsu SPARC64 X/X+/XIIプロセッサ、x64プロセッサ(Intel EM64T、AMD AMD64含む)などをサポートしている。