MetaMoJiは2月15日、大林組との共同開発によるiOS用デジタル野帳「eYACHO(イー・ヤチョウ)」の法人向け製品「eYACHO for Business」のアップデート版の出荷を開始したと発表した。

eYACHOの主な機能は、「ノート編集機能」「日付管理機能」「写真機能」「表計算ユニット」「テンプレート」「ToDo機能」「音声録音」など。

今回のバージョンアップでは、建設会社の現場監督と密に業務を遂行しているジョイントベンチャー(JV)企業や協力会社と便利に利用できるデータ共有機能および新しいライセンス体系が追加された。

加えて、MetaMoJiのサーバによる簡便な動画共有機能、現場でのテンプレート作成を超えた高度なカスタマイズが可能な開発環境も追加されている。

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日本語手書き入力「建設mazec」も、設備メーカーの人が使うことを想定して、約8500の電気設備、空調・衛生・配管用語を追加して、辞書を大幅に強化した。

「eYACHO for Business チーム クラウド版」の年間利用料は、1ライセンスにつき2万円( 5ユーザーから)、初期導入費は25万円。協力会社向け限定ライセンスは、年間利用料が1ライセンス8000円。

オプション製品である「ミーティングオプション」は、年間利用料が1ライセンス5000円(協力会社向け限定ライセンス2000円)、初期導入費が25万円。同様にオプションの開発ツールは1ライセンスの年額が10万円となっている。建設mazecの年間利用料は1ライセンス4000円。